今年最後であろう野球観戦。

2017年稲葉ジャパン以来の、アジアプロ野球チャンピオンシップ。

前回の日台韓にオーストラリアが加わり、4チームで行われることになりました。


この日はオーストラリア対日本、台湾対韓国の2試合。


まずは第一試合のオーストラリア対日本。





オーストラリア先発はJ・ブッシェル。

日本先発は楽天の早川でした。


日本は3番に広島の小園、4番に日本ハム万波、5番は阪神の佐藤輝明。万波は前日に勝ち越しのホームランを放っております。


対するオーストラリアは、これからが野球シーズン。

今年、アメリカ等でプレーし、この後自国に戻りオーストラリアリーグに参戦する二毛作選手とでも言いましょうか、働き者のプロ野球選手が揃っております。

オーストラリアは夏冬が逆転していますもんね。

そういう部分に気がつくのも、国際試合の良いところです。(^^)


試合は予定通り、12:00に開始されました。


まずは1回表、日本の先攻。

1番の千葉ロッテ藤原が三塁のフィルダースチョイス(記録はエラーですが、私的にはw)で出塁すると、2番中日岡林が四球。3番小園がセンター前にヒットを放つと、センターの守備がもたつく間に藤原が生還、 0-1 と日本が先制!


ここで昨日のヒーロー万波に打順が回ります。

…が、ここは「マン振り」過ぎて空振り三振!!


続く5番サトテルの時に、日本はダブルスチールを敢行します!

…今年新庄監督が多用して散々文句言われたプレーを、まさか侍ジャパンが行うとは思わず、驚きました。

しかしセカンドはアウトで、2アウト三塁となります。

ここでサトテル、痛恨の見逃し三振。

オーストラリア、粘りました。


回は進んで3回表。

オーストラリアは先発のブッシェルからホールに交代。

日本は岡林の内野安打の後、小園がライトにヒット。オーストラリアのライト、スケプトンが良い守備と肩を見せ、岡林は二塁止まり。

とはいえ0アウト2.3塁て、4番万波を迎えるというビッグチャンス!



当然、万波に期待が集まります。

ここでオーストラリアは捕手のバーンズがパスボール、三塁ランナー生還で 0-2 となりました。


そしてマン振りしまくりの万波は、フルスイングで外野まで持っていき、ライトオーバーのタイムリースリーベースを放ち 0-3 と点差を広げま

す。




日本は4回表にも、9番読売の門脇がショートへの内野安打。オーストラリアのショート、スペンスが好プレーを見せますが、門脇の脚が勝ちました。


その後1アウト満塁となり、3番小園が押し出し四球を選び 0-4  。

さらに1アウト満塁で、万波の登場!!(^^)


オーストラリアは投手交代、ラバティーが登板します。

…でしたが、ここはサードゴロゲッツーという、なんとも万波らしい結果に…。


日本の先発早川は、5回を投げて7奪三振、無死球ノーヒットに抑える好投でお役御免。



6回表の日本は、0アウト1、3塁とチャンスを作ると、3番小園がゲッツー、しかし三塁ランナーが生還し 0-5 となりました。


その後は日本の猛攻が続き、7回に3点を加えると、8回には途中出場の日本ハム野村祐希がコールドゲームとなる2点タイムリーツーベース!! 0-10 。裏を抑えれば試合終了になります。





その裏は野村祐希の高校の先輩、中日の清水が無難に3人で抑え、8回10点差コールドゲームが成立しました。




今回の大会、生田目の出身である日本通運も協賛しております(^^)




試合後はまず井端監督のインタビュー。
早川だけでなく、3試合で1失点の投手リレーと、全員を打席に立たせる采配は見事でした。


その後、3安打2打点、打率0.750の藤原がヒーローインタビュー。

かつて大阪桐蔭の4番だった藤原、「顔だけなら3割30本」という方もいらっしゃいますw

2017年の時は、試合で活躍した西武の外崎が翌年覚醒しました。

藤原も来季は覚醒の年になるか??




そして今日の立役者、早川。
さすが、オリックス宮城・日本ハム伊藤と激しい新人王争いを繰り広げた投手、堂々としておりました。



WBCの時とメンバーは違えど、さすが侍ジャパン。立派な横綱相撲でした!



コンコースには、2年連続で満票MVPに輝いた「オータニサン」のCMも流れておりましたw


大谷翔平は日本各地をジャックしていますね!

(^^)