10月というのに、関東地方は30℃をなかなか下回らない異例の暑さ。


各地で体育祭が催される季節、そう今は「夏の大会」でなく「秋季リーグ」なのです。なのにまだまだ夏場のような気温。

 

そんな中、東京六大学リーグを観戦に行ってきました。

 

カードは東大と慶応。

しかし少々残念ながら、注目していた選手がベンチ入りしておらず。

1人目は、元プロ野球選手・渡辺俊介氏の息子さん、渡辺尚輝選手。

 

渡辺尚輝選手は投手。3年夏まで野球を頑張って、現役で東大合格したのですから、元プロ選手の子供というブランドが無くても立派な選手です。


そしてもう一人、大谷翔平の後輩・花巻東野球部出身の大巻将人選手。

大巻選手は、大先輩大谷翔平とは違った形の「勉強と野球の二刀流」で頑張ってもらいたい選手です。

花巻東で初の東大生でもあります。

両者とも、いずれ試合に出るところを見たい選手。

 

慶応にも清原の息子さんや前田智徳の息子さんが所属していますが、そちらもベンチ入りしておらず。

 

 

とはいえ、せっかく観戦に来たのですから、出場選手に目を向けるのが筋というもの。

スタメンは以下のとおりです。

 

 慶応の2番打者、廣瀬はプロ注とか?

4番栗林もすごい打力です。

 

試合は東大先発鈴木健、慶応は谷村で始まりました。



 

1回表、東大は1番 酒井捷 (すぐる)がいきなりヒットで出塁します。後でニュースで分かったのですが、 酒井捷 選手はプロ志望のようです。

確かにシュアな打撃していました。

 

その 酒井捷 が2塁に進むと、甲子園経験者・3番別府が投ゴロ。しかしこれを慶応先発谷村が取り損ね(難しい当たりでもありました)セーフ。1アウト1,3塁とします

4番多いが倒れた後、5番和田。

和田は見事ライト前へ運び、東大が1点先制!!

 

 

 

さらに2アウト1,2としましたが六番内田は見逃し三振。

 

慶応先発谷村、追加点を許しませんでした。



 

 

その裏、慶応は連打で1点を取り返すと、6番斎藤がレフト前へタイムリーを放ち、あっさり逆転。2-1とします

さらに2アウト1,2塁で7番水島にもタイムリーが出て 3-1、慶応も勢い付きました。

 

 

そして2回裏の慶応。

2アウト1,2塁として4番栗林。彼も凄い打者ですが、プロの眼にはどう映っているのでしょうか?

栗林はレフト前へタイムリーを放って 4-1 となりました。

東大のレフト中山が好返球を見せたのですが、残念ながら本塁生還を許してしまいました。

東大はここで投手交代、鈴木健から松岡にスイッチしました。



 

3回表になると、東大1番の 酒井捷 に打順が回ります。ここでセンター前にヒットを放ち、好打者ぶりを見せつけました。

しかしその後が続かず得点ならず。

 

その裏、慶応はヒット2本で1点追加、5-1となりました。

 

4回表、東大も意地を見せます。

四球とヒットで2アウト1,2塁とすると、8番井之口が左中間を抜ける2点タイムリーツーべース!!

5-3 と追い上げを見せます!

東大、下位打線で2点を返しました。

さらに9番投手の松岡にもタイムリーが出て 5-4 の1点差!

試合は盛り上がりを見せます!!

 

さらにさらに1番の好打者 酒井捷 に戻ると、酒井は三振・・・・ですが何と振り逃げで出塁します。

2アウト1,2塁のチャンスは続きます。しかし2番中山がセンターフライに倒れ、同点とは行きませんでした。

 

その裏、タイムリーを放った松岡の制球が乱れます。

四球の後、慶応は4番栗林に2ランホームランが出て、東大の反撃ムードを一掃します。これで 7-4。

さらにランナーを溜めて2アウト1,2塁。

ここで慶応の9番谷村がレフトへヒットを放ちます。

しかし、途中からレフトに入っている東大の矢追(土浦一)が好返球で本塁タッチアウト!

引き離されはしましたが、東大も好プレーを見せてくれます。

 

 

5回裏になり、慶応はプロ注の2番廣瀬と、4番栗林にタイムリーが出て 9-4 となります。




ここで東大は投手交代、松岡から平田に代わります。

その平田もストライクが入らず、1アウト満塁としてから犠飛で1点を失います。

10-4 となりました。

 

その後は膠着状態。

6回裏に、途中からショートに入った東大のセカンド青貝がファインプレーを見せるもアウトにならず。

しかし良いプレーでした。

 

試合はそのまま続き、結果10-4で慶応の勝利となりました。





いずれは東大の勝利を観たいものですが、慶応の横綱野球も面白いものです。

 

最近は土日祝かからわず仕事が入るため、次はいつ行けるか分かりませんが、今シーズンもう一度くらいは観戦したいと思っております。

 

昨年まではコロナで、今年は仕事で野球に行けません。しかしプロだろうと大学野球だろうと、スキマ時間を見つけてしっかり観戦したいと思いますw