WBC2023は、日本がアメリカを見事に下し世界一に!!

だいぶ前の試合になりますが、観戦に行った予選を振り返ります。

 

まずは3月12日に行われた、韓国とチェコの試合。

 

韓国はメジャー所属が2人。

キム・ハソンと、韓国系アメリカ人のトミー・エドマン。エドマンはヌートバーと同僚、カージナルスの選手です。

また、元中日ドラゴンズの選手だったイ・ジョンボムの息子「イ・ジョンフ」はメジャーでの争奪戦間違いなしの逸材に成長!これまた楽しみな選手です。

 

対するチェコは、各個人が別の職業を持ちながら野球を続けているチーム。

監督が医師なのを筆頭に、教師・トレーダー・学生etc・・・。働きながら国の代表になるのですから、素晴らしいチームです。

 

私がチェコ代表が気になり始めたきっかけは、宮崎合宿。何と合宿中に海水浴を楽しんだとか?

それって・・・1984年、桑田清原のPLと対戦する前に、須磨海岸で遊んでいた「取手二高」と一緒じゃんw

一気に親近感が湧きました。

 

そして私の注目はこの人、1番ショートのV・メンシク。守備が華麗な選手、どんなプレーを見せてくれるか??

 

チェコには、こんな可愛い応援団がいらっしゃいましたw

(*´▽`*)

 


韓国先発はパク・セウン、チェコはエルコリで始まりました。

ちなみにパク・セウンは韓国プロ野球選手、エルコリはマーケティングの仕事をしている会社員です。


 

1回表のチェコは、パクセウンの前に三者凡退。

 

その裏、いきなり韓国代表がエルコリに襲い掛かります。

1番パク・コンウがいきなり2塁打で出塁すると、送球ミスもあり一気に三塁へ。

1アウト後、3番のイ・ジョンフが綺麗にセンターに運ぶタイムリーであっさり先制。

4番のパク・ビョンホがヒットで続き、5番カン・ベクホにもタイムリーが出て 2‐0 とします。

 

さらに韓国は2アウト満塁から8番キム・ヒョンスが押出し四球で 3‐0 さらに不振の9番、トミー・エドマンのときにショートのメンシクがエラー(記録は強襲ヒット)。 これで 5‐0 と、ビッグイニングになりました。

さらに2アウト1,2塁から1番パク・コンウがライトへ鋭いライナーを放ちますが、これをチェコのライト、M・メンシクがヌートバー並みのダイビングキャッチ!

ショートのV・メンシクに負けないファインプレーが飛び出しました。

 

韓国は2回にもメジャーリーガーのキム・ハソンがホームランを放ち 6‐0 とリードを広げます。

 

そしてチェコ先発のエルコリは、1アウトを取ったところで投手交代。投手65球ルールに近づいたからでしょうか?56球での交代となりました。

チェコはバルドが登板します。

 

バルドは6番ヤン・ウィジをショートゴロゲッツーに打ち取り、後続を断ちました。

 

ヤン・ウィジ、一緒に観戦した野球仲間曰く「背番号25であの体型、村田修一やん」。

私はその後、この選手が村田修一にしか見えなくなりましたw

(⌒-⌒; )




チェコは5回表に、4番捕手・セルヴェンガが初ヒットとなる2塁打を放ちます。



ですが後が続かずに得点ならず。

※この回途中で韓国の投手はパク・セウン⇒ガク・ビンに交代。


チェコの応援は「チェシー、チェシー」と声を出して応援します。「チェコ人」という意味だそうです。

「ニッポン・チャチャチャ」と同じですね。



 

その後の試合展開、チェコも黙ってはいませんでした。

7回表、2番ソガード・3番クラップが連続ヒット!!

1アウトとして、先ほどファインプレーを見せてくれた5番M・メンシクがレフトへの2点タイムリー2塁打!! 6‐2 と反撃に出ます。

韓国のレフト、キム・ヒョンスが飛びついたのですが惜しくも取れず!!

チェコも韓国もアグレッシブな守備を見せてくれます。

 

チェコの応援団は大盛り上がり!!


ですがこの回2点止まり。ですが勢いはチェコに向いたのかと思わせました。

 

しかしその裏韓国。

2番のキム・ハソンが何とこの日、2本目のホームラン!

7‐2 と、縮められた点差を広げます。

 

1アウト後、私が一番見たかった韓国の選手、4番のナ・ソンボムが登場。(途中出場で2度目の打席)。

ナ・ソンボムは「韓国の柳田」と言われ、本人もかなりのギータおたくw

かつて野球用具を、全て柳田と同じものにするという徹底ぶりな選手です。

・・・おそらく今は、別なスポンサーが付いていると思われますが。

しかし残念ながらヒットは出ませんでした。

 

そして8回表のチェコ、あきらめません!

点差が広がっても「ベンチに安西先生でもいるのか?」と思わせるくらい、あきらめません!!

 

韓国のマウンドは、ロン毛の投手キム・ウォンジュン。

・・・「髪、束ねろや」と言いたくなるへアルタイルで強烈な個性を放ちました。


 

しかしチェコはキム・ウォンジュンを攻めて、2アウト満塁とします!!

ここでキム・ウォンジュンは降板。

 

そして、後を任されたイ・ヨンチャンがいきなり暴投!!

これで 7‐3 。

さらに2死2、3塁の大チャンス!


ですがチェコの反撃もここまで。

打順は4番のセルヴェンカだったのですが、空振り三振。

 

9回表は、かつてセーブ王と新人王を同時受賞したイ・ヨンチャンがしっかり閉めてゲームセット。

 

7‐3で韓国の勝利となりました。



 


しかしチェコ旋風は凄かった・・・。

2023年の初観戦、とても良い試合を観ることが出来ました!(^^)!