2022年も、残すところ数時間となりました。
落ち着いたと思われたコロナの感染者が再度増え始め、いつになったら落ち着くのか着地点が見えません。
そんな状況の中、今年の野球観戦はプロ野球が1試合、大学野球が2試合。寂しい数字ですが、数試合でも観戦出来たことに感謝すべきと思っております。
今年最後の投稿として、完全個人的主観で1年を振り返ってみます。
1.ファイターズ、ぶっちぎり最下位
BIGBOSSの「優勝なんて目指しません」という言葉どおり、ファイターズは1年間トライアウト期間で挑んだシーズン。
敬遠するべきところをあえて勝負したり、代打を出すべきときにそのまま打席に立たせたりと、「目先の勝利より育成」を掲げての1年になりました。
結果、59勝81敗3分。勝率.421と、ダントツの最下位でした。
正直、途中心が折れそうでしたが、来年は倍返しで勝ってくれれば我慢も実るというもの。
来年は新球場、エスコンフィールド北海道になります。それに合わせて野球がどう変化するのか??
私にとっては無名時代から応援していた新庄監督、信じるしかありません!!
2.ポンセのノーヒットノーラン、カドックス72年ぶりの記録更新
8月27日、ポンセ投手がノーヒットノーランを達成!
ホークスの超重量打線を相手に快投、最下位独走のチームに明るい話題を提供してくれました。
そして、今年圧巻だったのが「カドックス」こと加藤貴之。
メジャーでは100球以内で完封することを「マダックス」といいますが、それをもじった造語が生まれました。
極端に少ない球数で、90球での完封勝利や、交流戦26イニング無失点の投球を披露した加藤貴之でした。その中で最も騒がれたのが、規定投球回に達した上で、わずか11与四球という記録を達成!
なんと72年ぶりに記録が更新されたとのこと!!
地味な記録と思われますが、素晴らしい記録なのは間違いありません。
3. 水島新司、村田兆治、柴田保光逝去
「ドカベン」「球道くん」等の名作を世に出した水島新司先生が逝去。
子供の頃、特に球道くんが好きだった私は、かなりの影響を受けました。
球道くんは、お父さんがファイターズの選手でした。また、ドカベンは主人公の先輩と永遠のライバルがファイターズ入り。子供心にワクワクした作品でした。
また、平成最初のノーヒッターである柴田保光氏も帰らぬ人となりました。
西崎・津野・松浦らの若手投手陣と一緒に、地味ながら80〜90年代のファイターズを支えてくれた名投手。
また、パリーグの大エース村田兆治氏が火災事故で亡くなりました。
お騒がせしたこともありましたが、大怪我を乗り越えて200勝を達成した、昭和の大投手です。
夢を与えていただいた方々ですから、心からありがとうございましたと言いたいです。
4.八木裕のコーチ就任
かつて「代打の切り札」として一世を風靡した八木裕氏が打撃コーチに就任。
「Sky High」の名曲に乗せて甲子園球場を沸かせた大打者、眠れるスター候補生を是非とも覚醒させて欲しい!!
期待しております。
5.松本剛の首位打者
「静かなる帝京魂」、松本剛が大ブレイク!
プロ入り11年目にして首位打者を獲得しました。
途中、自打球で骨折し戦列を離れましたが、何とか規定打席に達しました。
怪我が無ければ盗塁王も狙えたのに、残念!
松本剛の活躍は、少ない希望のひとつでした。
6.日本シリーズ、2年連続で同一カード
今年もセリーグはヤクルト、パリーグはオリックスが優勝し、日本シリーズは2年連続で同一カードとなりました。
昨年はヤクルトが日本一に輝きましたが、今年はオリックスが制覇!
どの試合も最後までわからない名勝負でした。
7.野球関連のお店
今年はイベントがありました。
まず、パンチ佐藤氏のトークショーに参加!
高校時代・大学時代・社会人時代・プロ入り後と、幅広いお話を聴くことができました。
また、元阪神、川尻哲郎さんのお店「TIGER STUDIUM」で川藤幸三、坪井智哉のトークショーに参加しました。
坪井氏は北海道の独立リーグで監督を務めています。
北海道独立リーグでは、来季から中村勝も指揮を取ることになりました。
また、元プロ野球選手である高橋慶彦氏のジンギスカン料理屋さん、その他にも「居酒屋あぶさん」「がらく恵比寿南店」「タカカラ」等、野球に関するお店に伺えた年でした。
昨年は飲食店が営業出来ない状況でしたが、今年は営業可能となっただけでも良かった年といえるかも知れません。
8.伏見寅威の入団と近藤健介の退団
ファイターズが、球団史上3人目となるFA選手を獲得!
オリックスから伏見寅威捕手が入団しました。
FAといえば、今までは出してばかりだったので、正直どう喜べば良いか分かりませんw
伏見には、とにかく戦力になって欲しい!
反面、近藤健介がホークスへFA移籍となりました。残念ですが、平成の三冠王・松中信彦の契約とほぼ同等の、7年50億という条件を出されたのでは太刀打ちできません。
来季以降、ポスト近藤が出てくるのを願うのみです。
9.茨城アストロプラネッツの地区優勝
BCリーグの話になります。茨城アストロプラネッツが南地区で優勝を果たしました!!
かつては「7勝49敗、勝率0.125。勝率が投手の打率並み」だったチームでしたが、わずか2年間で優勝するほどのチームになりました。
私が「和製ビリー・ビーン」と勝手に呼んでいるGMの色川冬馬氏と、米独立リーグ出身の松坂賢監督の敏腕ぶりが伺えます。
このまま名門チームとなり、NPBに良い選手が輩出されることを願っております。
10.大谷翔平、規定投球回数と規定打席、両方達成!
アメリカでは、今年も大谷翔平が大暴れ!
投手として規定投球回をクリア、さらに打者として規定打席をもクリアしてしまったという、本物の二刀流を達成!
ファイターズが育てた二刀流選手は、もはやメジャー屈指の選手、世界のオオタニサンとなりました。
そして今年のファイターズは、これまた二刀流候補の矢澤をドラフト1位指名。
新たなる二刀流伝説となるか??
以上が、今年印象に残った10大ニュースです。
新庄監督曰く、来季はファイターズも優勝を狙うとのことで、応援に熱が入りそうです。また、最近覚え始めた大学野球の楽しさも追及したい。そして独立リーグも観戦しようと考えております。
さらにさらに、現在野球に関する活動の場を広げられないかを画策中、来季は今まで我慢した分、余計に楽しむつもりですw
今年も1年間、お世話になりました。
皆さんのブログを拝見し、貴重な情報や自分では気づかなかった考え等を読ませていただき、とても良い刺激になりました。
どうか皆さん、良いお年をお迎えください。