令和3年も、もうすぐ終わりを迎えます。
今年もコロナ禍が続き、世界中が混乱した年。
仕事や学業・スポーツ等において、大変な思いをした方も多いのではと思います。
来年はどうなるかも見えません。
そんな中、昨年中止になった東京五輪が開催され、甲子園大会も行われました。
スポーツ界においては、昨年よりは前進したのだと感じております。
私が今年観戦した試合は、1試合のみ。
今年もほぼ観戦を自粛しておりました。
今年も色々あった野球界、個人的な思い出を10大ニュースで振り返ってみます。
1.ヤクルト&オリックス、前年最下位からの優勝。
今年の開幕前、この2チームが日本シリーズを戦うとは誰が予想したでしょうか?
今シーズンは両リーグ共に大激戦!その中で前年最下位のチームが制するという、大波乱のシーズンとなりました。
セリーグは、二桁勝利投手が0人というチーム事情の中、ヤクルトが優勝。
ホールドの新記録を作った清水を始め、今野・マクガフらの活躍が目立ちました。クローザー出身の高津監督らしい采配ですね。
打線では山田・村上に続き、塩見という切り込み隊長が現れ、川端が代打の切り札として勝利をもぎ取りました。
それぞれの選手が持ち味を発揮した結果ではと思います。
オリックスは対照的に、エース山本由伸が大車輪の活躍!
そこに宮城・田嶋らがローテ入りして回しました。
打線は正尚に続き、”ラオウ”こと杉本が覚醒し、本塁打王を獲得。さらに宗佑磨・紅林らの台頭もあり、打線にも守備にも厚みが出たのが勝因だったと思います。
特に宗の守備はしびれました!!すっかり宗ファンですw
日本シリーズはヤクルトの勝利。しかし、すべての試合で2点差以下の接戦という、どちらが勝ってもおかしくない日本シリーズでした。
2.大谷翔平の活躍と後輩さんの東京大学合格。
シーズン中は、新聞の一面が連日「大谷翔平」で埋め尽くされた年でもありました。
年末のテレビ番組でも大谷の特集はたくさんあります。
9勝2敗、46本塁打100打点26盗塁。
この記録を1人の選手が達成したのですから凄いことです。
さらにメジャーのオールスターにおいて、大谷の為に特別ルールを設けるという、とんでもないことが行われました。
アメリカでも大人気となった大谷翔平、ファイターズで培った二刀流は大成功ですね!!
そして大谷の母校、花巻東から東京大学に合格した選手が出ました。
花巻東、しかも野球部出身者から東大に進学した「大巻将人」さん。
2年浪人とこのとですが、その間も野球の練習は続けていたとのこと。
二刀流の先輩に続き、文武両道の後輩が六大学に旋風を巻き起こす日を楽しみにしております。
3.バルガス、独立リーグから五輪出場、後にプロ入り。
独立リーグの「茨城アストロプラネッツ」に所属していた投手、バルガス。
彼は独立リーグでプレーしながらメキシコ代表として東京五輪に出場、その活躍を観たオリックスが獲得に動きました。
登板2試合目で初勝利を挙げるも、その後は怪我で戦線離脱。
日本シリーズでも不本意な投球に終わってしまいました。
しかし、来季はキャンプからしっかりと調整出来ます。
是非、独立リーガーの星となって下さい!!
4.新庄キャップの購入。
今年6月、帽子を買おうと立ち寄ったお店「flava」で「新庄が被ってそうなキャップが欲しい」と注文をしたところ、新庄が実際に来店して購入した商品があるとのことで、それを購入。
さらに後日、新庄のInstagramに載っていたキャップも扱っていたのを知り、それも購入!!
本来のチケット代を、有意義に??回すことが出来ました。
その5ヵ月後、新庄が何とファイターズの監督に就任!!
タイミング良過ぎw
観戦に行けない分、こういう楽しみもあるということを知った一年でもあります(笑)。
5.東京オリンピックは野球・ソフトボール共に金メダル。
東京五輪にて、野球・ソフトボールが復活。
女子ソフトボールでは、レジェンド上野由岐子が引退を決意して挑んだ大会でした。
その中で、最後は上野が締めて金メダル!
上野が最後に登板した姿は、2016年パリーグCSでの大谷翔平を思い出しました。
やはり日本は上野由岐子のチームということでしょう。
野球においても「北の大打者」といわれた稲葉篤紀監督率いる侍ジャパンが金メダル!
表彰式で大野雄大選手が、亡くなった木下雄介投手に向けるように、金メダルを天にかざした姿は涙を誘いました。
6.野村克也をしのぶ会
神宮球場にて開催された「野村克也をしのぶ会」。
一般人も献花が出来るということで足を運びました。
野村克也という人間の偉大さを改めて知ったイベントとなりました。
あちこちに教え子がいるノムさん。今年優勝したヤクルトの高津監督も教え子です。
さらに来季は稲葉篤紀・新庄剛志の教え子コンビがファイターズを担います。
また、野球イベントも今年は1回のみ参加。
元阪神の川尻哲郎さんのお店「TIGER STUDIUN」で行われた「広澤克己トークショー」。
ノムさんの教え子です。
広澤氏の知識の深さとトークの上手さのおかげで、とても勉強になったイベントでした。
7.大島康徳元監督、森山周一郎氏、千葉真一氏逝去。
今年も訃報が届きました。
・ファイターズの元監督、大島康徳氏
・野球アニメ「キャプテン」で青葉学園監督役を務めた森山周一郎氏
・ドラマ「アストロ球団」の監督役、千葉真一氏
多くの夢を与えて下さった方々の、ご冥福をお祈り致します。
8.王柏融の微妙な活躍と残留。
かつて台湾の大王と呼ばれたファイターズの外国人選手、王柏融。
開幕当初はファームからのスタートでした。
しかし1ヵ月後に一軍に昇格すると、満塁での勝負強さを発揮して一軍定着!
それまでは満塁になっても無得点という試合が多くありましたが、それを救った形となり、打率が低い割にヒーローインタビューが多い結果となりました。
満塁で16打数7安打18打点、打率.438 は驚異的な勝負強さです。
総合的には微妙な成績でしたが残留が決定。来期は外国人7人態勢となり競争が激しくなりますが、彼の勝負強さが必要な時が来るはず!!
9.生田目翼のプロ入り初勝利。
この瞬間を待っていましたw
10月19日の西武戦。この日は松坂大輔の引退試合でした。
その試合で、2018年ドラフト3位の生田目翼がプロ入り初勝利。
生田目は大学→社会人を経てのプロ入りのため遅咲きとなりましたが、来期はまだ新人王の資格を有しておりますw
せっかくなら期待したい!!
そして都市対抗では、弟の生田目忍(日本製鉄鹿島)が補強選手として出場。
惜しくも初戦敗退となりましたが、4番に座り打点を挙げました。
プロで勝利した兄と、アマチュアのエリート集団に属する弟、来期は更なる活躍を!!
10.稲葉GM&新庄BIGBOSS誕生。
今年は栗山監督が勇退。
後任は稲葉が有力と言われていました。しかしその稲葉が監督ではなくGMに就任。
そうなると「監督は誰だ」という憶測が飛び交います。
荒木の昇格・ヒルマンの復帰・栗山ラインでの新しい人事・・・・。
ホント色々言われていました。
その中の1人に「まさかそれは無いだろう」と思った名前がありました。
昨年は、48歳にしてトライアウトを受けて話題になった「新庄剛志」です。
無いだろうと思っていましたが、本人がTwitterで意味深なツイートをしたあたりから「まさか?」と、ざわつき始め・・・・遂に、その「まさか?」が実現!!
新庄剛志監督の誕生となりました。
今年は不本意なシーズンだったファイターズ。
先発の見殺し、得点力不足、エラー続出と課題は山積み。
しかし清宮・吉田輝星・姫野、二刀流挑戦の上原と、期待の若手は山ほどいます!
そして外国人枠を7人すべて埋めました。今まで無かったことです。
育成のファイターズ復活となるか?
稲葉GM&新庄BIGBOSSの手腕に期待します!
その他、暴力事件・失踪・窃盗での解雇と、不祥事もありました。
影響力の大きなプロ野球界、来期は明るい話題で埋め尽くして欲しいと思います。
今年も「いいね」や「コメント」、また多くの貴重な情報を頂きましてありがとうございました。
どうか皆さま、良いお年をお迎えください。