令和3年の10月19日、西武対日本ハムの一戦は、西武ライオンズ松坂大輔の引退試合となりました。

 

ファイターズは、近藤・浅間・高濱・万波と、横浜高校出身の選手4人をスタメンに並べます。


が、この2チームは現在、熾烈な「最下位争い」の最中。

「そんなときに余裕あるのか?」とも思いました。しかし、今年は9回限定ですから、ダメなら選手をつぎ込めば良いこと。

 

試合が始まると先発の松坂は、先頭打者の近藤1人に投げて降板しました。

結果は四球。

最近、似たような試合を観た気がしますが……。

( ̄▽ ̄;)


 

一方、ファイターズの先発は2018年ドラフト3位の生田目翼(なばため・つばさ)。

大学から社会人を経ての3年目。2月生まれの26歳。生田目の予告先発と聞いて、彼もラスト登板か?

などと不安にもなりました。

 

それも私の思い過ごしだったようで、生田目は6回を投げて被安打1、失点1で見事勝ち投手に!

 

生田目は、これがプロ初勝利でした。

大学から社会人経由でのプロ入りは、本来なら即戦力。それが未勝利のまま3年目のシーズン終了間際。早い球団なら戦力外を通告しても不思議ではありません。

そんな中、生田目には嬉しい初勝利だったことでしょう。

 

松坂が去り、生田目が初勝利を飾る。

これが世代交代というものかと感じました。

 

「平成の怪物」と称された松坂大輔の出現は、「松坂世代」という言葉が作られ、1つの時代が築かれました。

時代は令和になり、その張本人が球界を去ります。

 

斎藤佑樹が引退し、松坂が引退。そして新しい選手が台頭する・・・・。

野球に限らず、人間生きていれば皆そうですよね。( ◠‿◠ )

 

この日、台頭した選手は生田目だけではありません!(^^)

この日は野村・万波が揃ってホームランを放つという、来期が楽しみになる結果でした。

 

そして生田目は、今日でプロ通算「20イニング」。

どいうことかといいますと、仮に残り試合で1試合を完投しても「29イニング」。

そうなると、来年4年目の生田目は、27歳にして新人王の権利が残ることになります。

どうせなら期待しましょう(^◇^)

 


 もうひとつ、来季につながる良い情報を入手!!

ファイターズの交流戦以降の成績を見てみましょう。

6月18日~10月19日までの成績を調べると”30勝30敗14分”の5割でしたw

 

開幕から交流戦まで、どれだけ負けてたんだ・・・・・。

 

来季を楽しみにしながら、今日は生田目の初勝利に酔うこととします。