戦力外通告を受けた、横浜DeNA中井大介が引退を発表しました。


 

中井は、内外野すべて守れるユーティリティープレーヤーであり、4番経験もある好打者でもありました。


もう10年前になりますが、イースタンリーグで中井大介・藤村大介が活躍していた時代、どちらの大介も良い選手だと思って観戦しておりました。


タイトルホルダーになったが短命だった藤村と、細々ながら14年プロ生活を続けた中井。

比較するものではありませんが、プロ生活は相反する結果に見えます。

 

 

 

 

 

中井大介は、2007年高校生ドラフト3巡目で読売に入団。

同期には、現在ファイターズに所属の村田透がいます。(村田は大学・社会人1巡目)

 

2018年に戦力外となり、トライアウトに挑戦。

この年は鵜久森が2度目のトライアウトということで、私もタマスタ筑後に観に行きました。

 

狭き門のトライアウトを突破し、DeNAに入団。支配下登録を掴み取った中井は、スタメン・代打・内外野の守備で活躍しました。

環境を変えて「生き残った」選手です。

 

突出した成績ではないため、中井の良さは数字では伝わりません。ネームバリューも、さほどありません。

しかし私にとっては、直でプレーを観てワクワクさせてくれる選手でした。

 

今後についてはまだ未定とのことですが、野球に携わる仕事でもそうでなくても、良い人生であることを願うのみです。

 

プロ生活14年、奇しくも鵜久森と同じ年数でしたw