コロナ禍の影響で、昨年は野球観戦が0試合…。
やっとの思いで、2年ぶりの観戦となりました。
今まで自粛要請をしっかり守っていた分、今回は楽しませてもらおうと向かった一戦、日本ハムが楽天を迎えての試合です。
予告先発は、背番号44を背負った新外国人のアーリン。
背番号66、万波がアップしていました。
ダースではありませんw
スタメン発表はホント驚きです。
1番が郡で2番が高濱、下位打線は今川と万波が並び、石川亮スタメン捕手!!
そして、この時点での首位打者だった浅間がいない・・・。マジかw
「間違って鎌ヶ谷に来たのか?」と思ったほどです……。
吉と出るか凶と出るか?
対する楽天は、大学NO.1と言われた新人の早川。
楽天打線は、4番浅村と9番太田光以外は左打者。
左腕のアーリンに対してこの布陣、自信がうかがえます。
試合展開はというと…。
前日は中田翔のホームランなどで盛り上がった日本ハム。
勢いが続いて欲しかったのですが……。
この日は、投手陣がじわじわと失点していきました。
初回こそ近藤のソロホームランで先制しましたが、これが全ての得点となった試合とは寂しい限り…。
先発アーリンは2回3安打1失点。
球速は速くはありませんでしたが、落ちる球を有効に使っていたという印象です。
背格好と投げ方を観ていて、以前在籍していた「トーマスを」を思い出しましたw
2回に0アウト満塁という大きなピンチを迎え、スクイズによる1失点で終わらせる粘投ぶりです。
この時点で 1-1の同点。
日本向けの研究を欠かさない真面目助っ人、是非とも救世主になってくれることを願います。
3回表からは金子が登板。
金子は楽天の4番浅村に四球を与えると、続く茂木の打席で石川亮がボールをそらした瞬間、浅村に盗塁を許します。
それが茂木のタイムリーにつながり、1‐2 と逆転を許してしまいました。
続く鈴木大地のときに茂木が走りますが、ここは石川亮が刺し、盗塁させません。
その後、鈴木大地の打った球がセンターへ上がります。
ここでセンター万波が飛びついたのですが捕球できず、後ろに逸らし3塁打となりました。
盗塁を刺していなかったら追加点と考えると、石川亮ナイスプレーと言っておきましょう。
まぁ、逸さなければ失点も無かった計算ですが……。
その裏、2アウトから1番に入った郡が2塁打を放ちます。しかし続く高浜がショートゴロに倒れ得点ならず。
金子は5回に島内、浅村の連打で2アウト1,2塁とすると、鈴木大地にタイムリーを浴びて 1‐3と点差を広げられます。
しかしここは守備の連係で、飛び出した鈴木大地をアウトにしてチェンジ!
その裏、1アウトから万波がもう少しでホームランという外野フェンスギリギリの2塁打で出塁しますが、続く石川・代打渡邉諒が凡退してこれまた得点ならず。
今年の日本ハムを象徴するような「あと一本が出ない症候群」がこの日も全開でした・・・。
金子は7回まで投げ切り、5回6安打2失点、4つの三振を奪いました。
本来なら3~4番手の先発要員、アーリンの後を受けた第二先発として役目を果たしたと思います。
8回は金子に代わり玉井が登板。
玉井はまだまだ本調子とは行きません。
楽天売り出し中の黒川に、タイムリーを打たれて1失点。
1-4 となりました。
楽天は9回裏、守護神に戻った松井裕樹が登板。
松井は3人、16球で閉めてゲームセット。 日本ハム連勝とはなりませんでした。
何とか抑えている投手陣、しかし打線が援護できない、守備でも足を引っ張る・・・・。
高濱も郡も急造内野手ということを差し引くのであれば、せめて打って欲しいと感じた試合でした。
とはいえ、郡が2安打・万波があわやホームランの当たりと、今後を期待させる要素もありました。
大田泰示や中田翔のようなスロースターターが多い日本ハムですから、これからだと信じるしかありません。
とはいえ、この日は純粋に2年ぶりの球場とその後の打ち上げが楽しめた1日でした!(^^)!