7月2日、スポーツライターの「長谷川晶一氏」と元千葉ロッテマリーンズのエース「黒木知宏氏」がタッグを組んでのトークショーに行ってきました。



 
長谷川晶一氏の新刊「1999年の松坂大輔 歴史を刻んだ男たち」の発売記念のトークショーでした。
 
当初は「松坂の話なのにジョニー?」と不思議に思ったのですが、1999年ということで直ぐに納得!!
この2人、松坂の1年目に2回連続で投げ合い、物凄い投手戦を繰り広げた過去がありました。
( ´ ▽ ` )
 
長谷川晶一氏は、黒木氏のことを「もう1人の主役」と呼んでいましたが、黒木氏本人は「僕は引き立て役です」と謙遜するところからトーク開始!!
 
この本を書くにあたり、長谷川氏は松坂にインタビューをしました。
松坂のデビュー当時といえば、イチローとの対戦が強いイメージでしたが、松坂本人は黒木との投げ合いを推したそうな・・・。
松坂は黒木との2試合に渡る投げ合いを経験して、プロとして自信がついたとも語っていたということです。
 
黒木と松坂のエピソードとして印象深かったのは、松坂のプロ入り前。
 
松坂は高校時代、千葉ロッテの連敗記録中、黒木の登板をテレビで観ていて、自分は投手としてまだまだと感じたとか??
どのあたりでそう感じたのかは、高いレベルで野球の経験が無いとわからないと思いますw
 
一方黒木は、実は高校野球マニアで、よく観戦していると語っていました。
高校時代の松坂の投球を見て、感心していたと・・・・。松坂の「一球入魂」の投球は別格だった、スライダーはすぐプロで通用すると実感したと・・・・。
 
松坂は本拠地デビューの前に数試合投げていましたが、マリンスタジアム(当時)でのデビュー戦で、幕張近郊は大渋滞だったとか。
黒木氏は車の渋滞に巻き込まれ、球場入りが遅れてルーティーンを崩されて怒り気味だったと、正直に話してくれましたw
 
普段は客の入りが少なかった時代、松坂観たさに異例の3万5千人が集まったんですよねぇ。
それだけのスター選手でした。
 
この試合、黒木氏は一歩も引けないと感じ、ペース配分を考えず初回から飛ばしていった、松坂より先にマウンドを降りたくない一心で投げたと熱く語っていました。
アドレナリン、出まくっていたんでしょうね!!
なんとなく分かりますw


 
ここで耳に残ったのが「勝つことと良いボールを投げることは違う」という一言。
深い言葉と感じました。
私も学生時代は「勝つことと強くなることは違う」と言われてきましたが、結局わからずじまいの言葉でした。
それを理解出来る人だけが、高みを目指せるんだろうな・・・・。
 
松坂は18歳にしてプロのゲームを作れる凄い投手でした。

この試合は2-0で黒木が勝ちました。
(その前の試合で松坂相手にヒラメ筋痛めた片岡とえらい違いだw)

その時のニッカンスポーツの一面。
「黒木が勝った」ではなく、「松坂が負けた」記事ですなw
スター選手相手だとこうなりますわな…。
(^◇^;)



 
その後、次のローテーションで西武ドームで投げ合うときには、黒木氏は乗り気でなかったと語っていました。
理由は「ウチの打線じゃ打てないな」と思ったからw
 
ここでは松坂に軍配が上がりました。
1-0の勝負でした。
黒木氏は負けたけど清々しい気持ちだったそうな・・・。
やり切ったからですね!!
 
その2試合は、自身のプロ生活でも3本の指に入るほどの試合だそうな・・・。
よほどの力投だったのでしょうね。

当時のニッカンスポーツの一面です


 
長谷川氏にいろいろ突っ込まれながらも、松坂は「そういう星に生まれている」と一言。
確かにそうかもしれん・・・・。努力で得られないものを持っている人間というのは、必ず存在します。

最後に長谷川氏が黒木氏に向かい「本当に自分が脇役として松坂を語ってくれた」と嬉しがっていたのをはっきりと見ましたw
いつもクールな長谷川さんなのに(^◇^)



 
苦しんだ男がもう一度マウンドで戦うという思いがあるはず、松坂にはあまり注目していなかった私ですが、これを機に「そういう星の男」を観てみたいと思います。
 
 
まずは、来週のオールスターに出場出来ることを祈ろう!!
 

その前に本読まなくちゃ(⌒-⌒; )