プロ野球の先発投手にとって「開幕投手」とはやはり嬉しいものなのでしょうか?

緊張する投手もいるでしょうし、堂々としている投手もいることでしょう。


茨城県出身の投手にも開幕投手を務めたことのある選手が何人かいます。

その中の1人


今回はこの選手


東野峻(とうの しゅん)

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茨城県鉾田市出身。

投手、右投右打。

投手でありながら高校通算36本塁打を放っているそうな・・・・。

甲子園出場は無し。

鉾田一高から2004年ドラフト7巡目で読売ジャイアンツに入団。

その後オリックス(2013〜)→横浜(2015)

鉾田一高出身の有名人、最近ではお笑いコンビ「カミナリ」の石田たくみ が同校出身です。

(^^)

(ちなみに近所の高校、鉾田二高は磯山さやかの出身校です)


東野投手は、私の印象では速球のキレとスライダーで攻める投手というイメージ。


ただし制球難な投手のため、投球数が多く試合時間が長くなるという「野茂タイプ」な特徴もありました。

巨人戦で東野が投げるとホント時間かかったもんな・・・・・。

荒れ玉も武器のひとつだったんでしょうw

( ̄▽ ̄)



プロ入りして頭角を現したのは2008年。中継ぎで28試合の登板。2勝を挙げています。

翌2009年は先発ローテに入り8勝8敗。

2009年は読売が優勝した年だったのを考慮すると、貯金無しは多少寂しくも感じますが、成長したのは間違いありません。


そしてキャリアハイの2010年。

先発で13勝(8敗)を記録しました。

当時の東野の投球を見ていても、打てる気がしませんでしたもん・・・・・。

あれが「キレ」というやつなのでしょうか?

ミットに吸い込まれるようにボールが伸びてました。

楽天の岩隈にも似た軌道だった気がします。

(技術的なことはよく分かりませんけどw)


この年、オールスターにも出場しました。



そして手にした2011年の開幕投手!!

この年、本塁打も記録していますw

3回8失点した試合ですが…

しかしこの年は勝運に恵まれず、終盤は抑えも経験しました。

運もあったでしょうが、この年から導入された「統一球」に馴染むことが出来なかったのが原因という人もいます。

他、余計な変化球の練習をして球のキレが無くなったとも…
どれが本当なのでしょうね??

その後は目立った活躍が出来ないまま2012年オフにオリックスへトレード。

なんと、読売で開幕投手を務めた投手のトレードは彼だけだとか・・・・。

西村なんてまだクビになってないのにねぇ。

ドラフト上位と下位の差もあるでしょうけど…



一節にはヘビースモーカーだったとか?

それが原因で原監督から邪険にされたとか…

どうやら、彼がトレードを志願したというのが有力なようです。

チームにこだわらず、1軍で使ってもらえるところに行きたかったというのが一般に言われているところ。

他に首脳陣批判をしてしまったのも原因。

井川慶、大久保博元、仁志敏久、そしてこの東野…
茨城県出身者には、どうも頑固で不器用で世渡り下手な人が多いようです…
そういう私も完全にその部類ですがw



2010年なら、病院の禁煙外来が注目を浴びた年だったので、チャレンジすればまた変わったかも??

(私はそれでタバコを止めました^ - ^)

しかしそんな選手はたくさん存在しますし、酒飲んでようが喫煙してようが、成績を残してる選手もいますから、それが原因とも言い切れません。



移籍先のオリックスでは活躍出来ず2年で戦力外。

トライアウトを受けて2015年は横浜でプレー。

残念ながら成績を残せないまま1年で戦力外となりました。

通算成績は
32勝30敗2セーブ
実働は2008年〜2011年の4年間

活躍したイメージよりは数字を残していません。
もっと勝ってた印象がありますが、実は二桁勝利が1度だけでした。


2016年は横浜の打撃投手になりました。

横浜の打撃投手といえば、今は亡き「取手二高のエース、石田文樹」の務めたお仕事。

マシンガン打線を作り上げた人。


第二の石田として、ハマのマシンガン打線を影から支えて欲しい!!

……と、思っていたのですが、どうやら右肩を故障してしまい本当にボールを投げられなくなったそうです…。

残念!!


しかし2017年はスコアラーとして球団と契約。

将来はスーツ組か指導者か?はたまた他の場所で活躍か?

今後も見守りたいと思います!!