【美味しい記憶をマッピング】by菊池唐子 | アイビーマッピングのブログ

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アイビーマッピングはカウンセリング現場から生まれた会話を「見える化」するコミュニケーションツールです。


おはようございます。



いつもお読みいただき 有難うございます。


アイビーマッピング・マスター 菊池唐子です。

 


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先日、母のお友達Aさんを マッピングさせて頂きました。



(Aさんのご了解を頂き

 マッピングの内容を一部掲載させて頂いております。)



テーマは「人生について」



でしたが…



話は食べ物について どんどん進んでいきました。





最近はスーパーやコンビニで

つい

 

いろいろな煮物を買っちゃう…とのこと。



いろいろ煮物を食べて


美味しかったもの

食べてびっくりしたもの

あまり好きじゃないもの…etc



お話が止まりません。

 

 

マッピングで自由に連想していくと

 

 

何気なく心に浮かんできた

 

感情や事柄など自由にお話し頂きながら

 

止まることなく 現在のことから過去へ

 

Aさんの食の記憶が どんどん遡っていきます。




そうして出てきたのは

Aさんが子供の頃 お母さんがよく作ってくれた煮物。



「あの味は忘れられない…」



と遠い目でしばし沈黙。

なにか思い出されているご様子。





暫くして 浮かんだことをお訊ねすると

子供の頃の情景

お料理しているお母さんの後ろ姿




お醤油の香り

煮物を噛んだ時の歯ざわり

 

賑やかな食卓での家族の声…



「それも含めての味?」



昔、お母さんから譲り受けたレシピで作っても

なかなか再現できないと諦めて



でも諦めきれず

いろいろ煮物を試し買いながら

あの味に近いものを探している

かもしれない…とのこと。

 

 

原体験を探ること

 


原体験とは

人の生き方や考え方 行動に大きな影響を与える

過去の体験のことですが



それは 触覚・嗅覚・味覚

それらの感覚が中心の体験の記憶なのだそうです。
 

 

 

Aさんにとってまさに

お母さんの煮物は、食の原体験なのでしょう。



味覚だけでない

五感や感情の味わいの大切さといった 

 

Aさんの大切な食の価値観や



お母さんの味を探しつつ

臆せず新たな味を体験していること。



味覚の新たな体験を

どんどん積み重ねていく現在進行形のAさんも

マッピングシートに記録できました。



Aさんも マッピングシートを見て

味探しを楽しんでるご自分に気づかれたようです。





Aさん。

これからも いろんな煮物に刺激を受けつつ

お母さんの味に近づく煮物を

ご自身でもまた作るとのこと。

 

 

 

今度、ご相伴に預かる予定です。

 

 

 

過去と今の記録から 未来へ

 

Aさんのように

 

自由に記憶を辿り 言葉にすることが

 


原体験

 

今の自分の言動に紐づく体験の存在や

 

その体験からの価値観に気づき

 

 

その体験と この先どんなふうに付き合っていくのか

 

浮かびやすいのかもしれません。

 

 

 

【原体験の探り方】セルフマッピング

 

 

また本日22時に

 

【キクチカラ】 (ameblo.jp)

 

にて

 

【原体験の探り方】をテーマに

 

セルフマッピングをUPいたします。


 

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今日の脳内ハッピーキーワードは

『 あなたの食の原体験は なに?』

この言葉を意識して
一日ハッピーに過ごしましょう。

 

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