著:榊 一郎 挿絵:藤城 陽
「ストレイト・ジャケット 11 ニンゲンのアシタ -THE DEATH BELL 2nd HALF-」
突如としてトリスタン市に屹立した、巨大な『柱』。
不審に思った市民がその『柱』に近づくと、人の姿で魔法を振るう「魔法士」によって殺されてしまう。
自らが生きる常識を超えた現象に混乱する市民。
やがて、複数の柱から発生した光の筋がドーム状の結界を構築し、トリスタン市を包みこんで閉鎖してしまう。
恐慌状態に陥った街で、レイオットの帰りを待つカペルテータはある決意を固めていた。
同じ頃レイオットとフィリシスは、廃墟の街・イゾルデで《結社》の盟主オッフェルトリウムと死闘を繰り広げていた。
しかし、人ならざる力を持つ盟主との力の差は圧倒的で、フィリシスは足を失い、レイオットもまた、その拘束度が僅かとなっていた。
人類にとっての滅亡の足音が響く中、生を諦めぬ者たちが「資格者」を相手に立ち向かう。
ストレイト・ジャケット完結と相成りました。
・・・長かったですね。
十年近くかかったと言うこと(私はその六割程度?)ですが、榊一郎作品に於いて、一、二を争うシリアスシリーズだったと思います。
その合間に入るコメディシーンが清涼剤でしたが。
それにしても、かなりダーク路線・・・というか、狂気を感じさせる描写が見られたハズだったのに、最終巻はかなりおとなしい内容だったと思います。
もうちょっと、ネジがぶっ飛んだキ○ガイが登場して、まさかの人類滅亡エンド!
・・・になるのでは、と思っていたのですが、思いのほかマトモな終わり方で、安心半分と言ったところでしょうか。
お子さんができて、暗黒成分が補充できなかったのでしょうかねぇ?
ともあれ、この巻で・・・というか、シリーズ全体で割を食ってる気がするネリンが不憫でなりませんでした。
彼女にも、愛を、愛をあげてください・・・。
ストレイト・ジャケット11 ニンゲンのアシタ THE DEATH BELL 2nd.HAL.../榊 一郎

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