ママ・女医・ときどき女子。~発達凸凹子育て奮闘記~ 私がママ友ドクターになる前の顔。 -5ページ目

ママ・女医・ときどき女子。~発達凸凹子育て奮闘記~ 私がママ友ドクターになる前の顔。

ママであり発達障害専門医であり30代女子であり発信したいことが沢山あり…と2014年にブログ開始。2015年、我が子を自ら自閉スペクトラム症と診断。2016年には第2子出産!2020年現在3児出産しママ友ドクターを始めますが…そのずっと前日々を綴った育児奮闘記。

久々の更新ですニコニコ

さらっとおさらい:

発達凸凹相談外来で悩めるママ達に「ほめてのばそう!ABAを取り入れた療育的育児法」をアドバイスしている小児科医の一児のママ(ときどき、女子)。
そんな中、可愛くてたまらない息子2歳6ヶ月時に自閉スペクトラム症(通称アスペッ子…知的障害は無い)と、腹をくくって診断。
「もっと前からわかってたんだけどさ…」と色々と悩んだり落ち込んだりしつつも、親が実践する日常療育で良育して、個性あふれる天才男児にしてやるプンプンと大張り切りっ。 その直後、第2子妊娠判明、さてどうなるか…
というお話から約一年。(早っ)


去る2月。
待ちに待った産休に入りました。

職場の保育園が預かってくれないため、息子との濃厚~な生活の始まり。。。

もちろん決して甘くはなかった。


新生児を受け入れるべく、溜まりにたまった家の大掃除に加え、

春からの幼稚園入園に向け、
幼児教室の体験等々にそれはそれは奮闘しました…

幼児教室などだの困った行動に対するABA的実践対処法はまた後日、blogに書きます。
産休中は他にも英語のイベントに行ったり、都内までプチ旅行したり…。 ちょうどJRが開催していたウルトラマンのスタンプラリーは親も(というか親が)ハマり楽しかった!先日も都内に出かけたとき、息子が「ニイトトマン(ウルトラマン)のスタンプ、あるかしらー、どこかしらー」って言ってて可愛かったww  って余談でした。  

まぁ、、予想通り、赤ちゃん返りもあり、息子のアスペぷりはパワーアップガーン

よく動く よ甘え よく動く…。

そして、よく笑い よく甘え よく抵抗。

よく動き よく反抗し

よく食べてよく寝る…(寝顔は天使)


さて、そんな息子の成長エピソード。。

↓↓

私が東北の血を引くことを知ってか、
3月11日というメモリアルデーに元気な女の子が生まれました。

産後最初の面会で、息子は妹との初対面!

感動の瞬間…になるはずもなく、

チラっと目線をやったのち、予想通り私にベタベタ甘えてきましたえー

面会終了時間になり、帰るときには

「やだ、ママも一緒に!!」

と言い出し、

「あぁ、このあと大騒ぎするなぁ…面倒だぞー(^^;)」

…とその場にいた大人は誰しもがそう思いました。

いちお、私は応用行動分析の知識も活かしつつ

「ママね…すこし病院にお泊まりしなきゃならないんだ、ごめんね

とダメ元で伝えてみました。


すると瞬時に、泣き出しそうな表情に!

ところが次の瞬間、

下を向いてぐっと涙を堪るような仕草。

そしてまた次の瞬間、

うるんだ瞳でこっちを真っ直ぐ見て、

ハッキリこう言いました。






「ぼく、がんばりますっ」






   (!!!)



そ、そんな台詞どこでおぼえたんだポーン!?


ママもパパも初めて聞いたぞ!!



ちなみに
この一言は、
ごくありふれた台詞で、
世間では難なく使える子供ばかりだと思います。

しかし

うちの子はまだあまり会話が得意ではなく、

場に合わない発言が(暗記したテレビ番組のセリフ)多い状況。


ゆえに

この一言は

空気を読むのが苦手な息子が場を理解し、

ママを困らせまいと気を使い、

少ないボキャブラリーの中から

一生懸命選んだ

奇跡の台詞なんですっ!



奇蹟の台詞とともに
『お兄ちゃん誕生』

の感激の瞬間でしたえーん



息子に限らず、発達凸凹の子達は、

いわゆる平凡じゃないからこそ、

親に与えてくれる感動が大きいんですキラキラ

(その分手がかかるけど笑っ)


だから、発達凸凹の子育ては頑張れるグッ


チャラリラ~♪
仲間が増えました!
ステージクリア!
レベルアップ!
そして冒険の旅は続いていく…