年の差カップルの試練その1
見た目を気にしてしまう。
母は、前にも増して自分にお金を使うようになった。
付けまつ毛、美容院に行く頻度、プラセンタ注射、ダイエットサプリ
貯金ゼロの母が、後先の事を考えずに
お金を使う姿がとても心配。
以前、彼と別れたと言っていた時期があった。
理由は、自分にお金を注ぎ込んでしまうからだと。
そしてまた、注ぎ込む母がいる。
若い人と共に鏡に映った時、自分の老けた姿が嫌になるのだろう。
その気持ちは、30を過ぎた私にも多少は解る。
でもそんな状態で、老後はやっていけるのだろうか。
母の尻拭いは、子供である私たちの役目であると思うが、限度がある。
私にも守るべき家族がいる。そして妹にも。
そして母には、最大のコンプレックスがある。それは、生まれつき足が悪く、障がいがあること。
"私は足が悪いから"
と、よく言って気にしていた。
それなのに、片足で自転車をこぎ、朝から夜まで働き、スナックにも務めて私たちを育ててくれた。
感謝してもしきれない。
だからと言って、このままでいいはずはない。
好きになると、周りが見えなくなるのが母だ。
ありのままの母の姿を
年なんて
老いなんて関係ない
彼には、そう感じさせてほしい。