青森ひば内装材について

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今回は、当ショップで販売している「青森ひば内装材」の製材工場駒井木材のひば内装材について詳しく説明します

種類は使用場所・等級(ランク)の違いで、全部で5種類あります。

画像では等級別が7種類ですが、

青森ひばの上小節と無節はほとんど差がなく、ひば内装材の販売の上では、2023年から『無節上小（むぶしじょうこ）』として一本化して5種類としました。

◆使用箇所別に名前がついています。
･縁甲板(フロ－リング本実凹み無)＝一般的に床用として使います。　厚さ15mmｘ巾9cm

･羽目板(目透かし=目地凹みあり)＝壁や天井、また腰壁用です。　厚さ10mmx巾9cm

◆木の等級(ランク)には4つあって、昔から価値が高いと言われてる順に説明します。
①無　節　〔むふし〕＝節がないもので、木模様線が、柾目(まっすぐに近い)ものと、板目(山状と斜め)
②上小節〔じょうこぶし〕　＝ほんの小さい節(アテとも言う)が、1枚に1,2箇所あるもの
③ＦＪ〔ふぃんが-じょいんと〕＝無節と上小節の短い(乱尺)板を、縦に接着してつないで1枚板にしたもの
④特等〔とくとう〕＝ある程度（30ｍｍ）の大きさまでの節があり、節の欠けを補修したもの

また、長さは次の通り「3種類」あります。
91ｃｍ(３尺)・182ｃｍ(６尺)・ひば370cm(12尺)

※370cm（12尺）は、通販サイトでは送料の設定の都合上販売しておりませんが、ご希望の方はお問い合わせください。
床材は91cmはありません。また、特等(節有)は182ｃｍのみとなります。

それでは、4つの等級をひとつずつ見ていきましょう。　ひばの写真で説明します。　

①青森ひば羽目板　無節　　真上写真
　　節はひとつもありません。　板目中心柾目も多少入る場合有り

　　青森ひば羽目板　無節　　斜めから写真
　　板と板の間に、凹み(目すかし加工)があるのがわかりますか

②青森ひば羽目板　上小節　　真上写真
板の途中に見える黒い部分がアテといいますが、丸い節はありません

　青森ひば羽目板　上小節　　斜めから写真

③青森ひば羽目板　ＦＪ【フィンガ－ジョイント】　　真上写真
板の途中に見える線がジョイントされているところです

　　青森ひば羽目板　ＦＪ【フィンガ－ジョイント】　　斜めから写真　　

厚み10mm目透かしの羽目板はこの3つの等級です。　

4つ目の等級は特等節有です。縁甲板（えんこういた）フロ－リングで説明します。

④青森ひば縁甲板　特等(節有)　真上写真
　丸い黒い部分が節です。　節の中に線状に見える部分が補修箇所
　人工的に乾燥させると節が割れたり欠けたりするため樹脂を埋めています。

　青森ひば縁甲板　特等(節有)　斜めから写真
　板と板の間は凹みはなく小さい面(斜めカット)があります(本実加工)、がしっかり板通しくっついています。

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