もしかしたら?え? | さやみる推しのNMB妄想小説 別館
ものすごくいいネタをもらったので
書きます
初のサイドにゆいぱる



「なんなんよ!」
「なんやねん!」


「あーもぉまた?」

「みたいやな」

「今日はどうしたの?」

「次の大会の衣装や
ワンポイントを前に入れるか
後ろに入れるかでこれや」


「だから言うてるやろ!
前の方が目立つし
絶対その方がええ!」

「いや!後ろの方がインパクトある!」

「この前やってみるきーの
意見取り入れたやんか!」

「はぁ?それはこっちのセリフや!」

「なんやとぉ」

「なによ!」

「あーもぉ喧嘩やめぇ!」

「そーだよ
つまんない理由で」

「「ふんっ!」」

「ほらほら今日は前の発表会の打ち上げあるし
パーっと忘れて、な?」

「おぉ」

「分かった」



「由依は優しいね
私めんどくさい」

「まぁあの2人
なんやかんや言うても
ダンスの時は息合ってるし
なーんかほっとかれへんっていうか
構いたくなるねんなぁ」

「あーそれは分かる」




「てか2人まだ喧嘩中?」

「だって彩ちゃんが」

「みるきーが!」

「はぁ?なんで私やねん!」

「彩ちゃんが勝手に
レモン絞るからやろ!」

「親切心やろが!」

「お節介~」

「てめぇ顔潰すで」

「やめてや可愛い顔が台無しやぁ」

「いうほど可愛くないし」

「はい、頭きたぁー!」

「はいはい!!せっかくの飲み会やで?
喧嘩はなし!
楽しも?」

「そうそうほら
みるきーもさや姉も
飲んで飲んでー!」




飲み会終わった帰り道
のんびり歩きで帰ろうおもたら
後ろからみるきーが


「何でこっちやねん」

「彩ちゃんがついてきてるねん」

「はぁ?」

「もーええやんか
そんな顔せんとってー」

「別に
私は元々そーいう顔やねん」

「なにそれ
可愛くなーい」

「可愛さ求めてへんし」

「まぁ確かに彩ちゃん
イケメンやもんなー
テニスサークルの子から噂
色々聞いたけど?」

「福本やろ?どーせ
あれはまぁ...」

「何人の女の子と楽しいことしたんかなぁー」

「うるさい」

「フフフッまぁ彩ちゃん
顔整ってるしー
カッコイイよなぁ」

「ちょ、近い
なんや酔ってるんか?」

「ぜーんぜんっ」

「調子狂うわ...
ほら家までもう少し...あ」

ポツポツポツッ
ザーーーーッ

「やばっ!雨宿りや!」

「え、うわーーー」


みるきーの手を引いて
高架橋の下まで来た

「急にくるやん
まぁすぐ止むやろ」

「あー濡れちゃったー」

「しゃーないやろ」

ブツブツ言いながら
ハンカチで体を拭くみるきー
なんか色っぽいな...

「何見てんの?」

「へ...?」

「やめてやぁ?
私で欲情すんの」

「はぁ!?そんなんとちゃうわ!」

「彩ちゃんは
軽いからなぁー」

「なんやねんそれ
みるきーに興味無いし」

「...ふーん」

「ちょ、ちょいっなんやねん///」

壁に押し付けられて
至近距離で見られる

「ホンマに欲情せんかの検査...」

「はぁ!?おまえ...」

「しっ...うるさい」

「ンッ」

唇が重なって
固まってしまう
それをほぐされるように
何度もキスを繰り返される

「...ンッ、なんや受け入れてるやん」

「拒否させへんかったんやろが」

「できた思うけど?」

「...」

「欲情した?」

「...したらどうするん?」

「それは彩ちゃん次第」

「ふーん...じゃあ...」

「ンッ...んぅ...さやっ...か」

「まだ足りん...」

体制を変えて
私が押さえつける形に
からかうつもりやったけど
酔が回ってるせいか
だんだん止まらんくなってきた

「んっ...彩ちゃん、私」

「家、行くから」

「え、ちょっと彩ちゃんっ!」

手を無理やり引っ張って
みるきーの家より近い
私の家に
玄関をしめドアに押し付け
もっと深いキス
そのままみるきーを抱き上げ
ベットに下ろした

「興奮してんの...?」

「して、へん」

「体は正直やけどな」

「うるさい...」

「軽いとか言いながら
酔った勢いでされる
みるきーの方が軽いやろ」

「勢いちゃうって言うたら?」

「は?」

「...」

「ホンマ?」

「さぁ...内緒」

「なんやそれ...まぁええわ
それなら

体に聞くまでや」

「ンッ...」



「ハァハァ...」

「みる、きー」

「いや...美優紀がいい」

「美優紀...」

「彩...好きっ!...」

「...ッ!!!」







「ん、ってぇ、頭やべぇ
あ...」

「スースー」

「抱いた...んやんな」

「んぅ...」

昨日の夜のことを
思い出すと体が高揚した
こんな気持ちなったことあったっけ
みるきーの頭を撫で少し
首元が露になった

「あれ...」

みるきーの首には
無数のキスマーク
これ、私がつけた、んやんな

キスマークなんて
頼まれてもつけたことなかったのに
何でつけたんやろ...

「美優紀...」

「んぅ、いたぁ...頭」

「二日酔いやろ」

「ん、おはよ彩ちゃん」

「よっ...」

「ん?どしたん?」

「いや...なんでもない
シャワー浴びてくる」

「彩」

「え...」

「今日から元通りやんな...?」

「え?」

「もぉ喋らへんとか
ないやんな
おらへんくならへんやんな」

心が痛んだ

「大丈夫やから」

「よかった」

胸が弾んだ

「美優紀」

「え...なに?」

「昨日の言葉ホンマ?」

「昨日の...?」

「いや!なんでもないっ
忘れて
浴びてくるわ!」






「アホ...私はアンタみたいに軽くない

嘘なんか...つかんわ」