春を通り越して、突然やってきた夏日

上野公園では、緑や花々が咲いて賑やかです

さて、新年度がスタートし

学校生活も心機一転のタイミングですが

お子様達の様子はいかがでしょうか?



期待にワクワクしたり桜

不安で緊張したりダッシュ

進学、クラス替え、新しい担任、席替え

目まぐるしい変化の4月



子供達はもちろんのこと

親御さんも緊張感のある時期ですね



前回の記事(←クリック)で、HSCについて触れましたが今回はHSCはいったいどんなものか

お伝えしてまいります。



1996年にアメリカの心理学者である

エレイン・N・アーロン氏が提唱した

HSC (Highly Sensitive Child)は、「感覚や人の気持ちに敏感で傷つきやすい子ども」と定義したものです。



5人に1人の割合で存在するとされ、音や匂いに敏感で、賑やかな場所や集団行動が苦手といった傾向があり、感度の高さによって異なりますが、学校生活に馴染めずに不登校などの原因になるとも言われています。



実際に私の相談者様の中にも

感度の高いHSCのお子さんがいます。

学校に馴染めず、本人はもちろんのこと

ご家族も長い間悩み苦しまれました。



HSCは、病気でも障害でもなく生まれ持った性質ですので、遺伝でも育て方が悪いわけでもありません。そして、決してネガティブなものでもありません。



敏感で感受性や共感力が高く

他の子が何でもない刺激にも敏感で、その刺激が積み重なり疲弊してしまいます、、、



クラスメイトは問題なく対応できる学校生活も、HSCにとっては刺激の連続、、、

周りとの違いに居心地の悪さを感じたり、自分がおかしいのでは?と責めてしまいます。



私たち大人に比べると

子供の日常生活は実に「刺激的」です。

勉強やクラブ活動、委員会運営、友人関係、先輩や後輩など、成長過程で多くの新しいことを学び、新しい世界を学んでいきます。



大人は年末になると

「もう12月?早い〜」と口にします。

それは毎日、ほぼ同じことを繰り返しているからで、毎日が、新しい学びや発見を繰り返す生活ではありませんよね?



非HSC(HSCではない)の子供は、新しい発見や学びも柔軟にこなしていきますが、一方で繊細なHSCにとっては、耐え難い程の刺激が強すぎる毎日なのです。



HSCは状況を把握し、周りに合わせることが得意で「社性」がとても高い特徴があります。集団の中では、活動的で「社性」が高い子供が評価されがちですが、協調性や共感性を発揮するHSCがいるからこそ集団生活が成り立っていると言っても過言ではないでしょう。



HSCはそのままで良いのです。

彼等は社会になくてはならない存在キラキラ

決して変える必要もなく、うまくその気質と付き合い伸ばしていけば、思慮深くチームを率いるリーダーにもなれますし、周りが気づかない細かい変化にも気づける教師や医師にもなれますし、可能性は無限ですクローバー



特に感度の高いHSCにとって、朝起きて学校へ行くことは『決死の覚悟と勇気』が必要です



物事の理解も高いので、学校へ行く必要性も十分理解しているのに行けない自分、それによって親や先生に心配や迷惑をかけている自覚も十分すぎる程あります。



だからこそ、周りの子のように楽しんで学校に通えない自分を責めてしまったり、悩んだり。



では、周りの大人はどうしたら良いのか?



行きたくない不安な気持ちを

とにかく受け止めてあげて下さい。 



1番やってはならないこと

「大丈夫だよ!気にし過ぎ!楽しいから!

行っちゃえばなんて事ないよ!」


そして更に

「ママだってね〜、子供の頃は〜」と

自分の話を持ち出すこと、、、


この二つは絶対にぜ〜ったいにNGです!



必ず気持ちを受け入れてあげて下さい。

子「学校行きたくないんだ、、、」

母「そっか、学校行きたくないんだね」

☆わかりやすく言うと、オウム返しです。



行きたくない →  行きたくないんだね

※オウム返しは慣れるまで練習が必須



勇気を出して伝えた気持ちを

受け入れてもらえた!と安心します。

『とにかく受け入れ大作戦!』

あなたが母として「学校に行って欲しい」とか「学校に行くべき」と言った考えは置いといて、受け入れた上で、どうして?と問いかける。

もし理由が言えないのなら無理強いしない。



もどかしいと思いますが、HSCは見えている世界が違います。とても繊細で美しい世界が映し出されていると想像してみて下さい。



私は、直接お子さんの話を聴く時、

親御さんを通してお子さんの話を聴く時も

子供の目線に合わせます。

しゃがんで目線を合わせるのではなく

膝を地面についたり、地面に座るイメージ



親御さんには、彼等に見えている美しい世界に本気で興味を持ち、受け入れて欲しいと思います。



子供は繊細で敏感です。

HSCともなれば更に敏感ですから、親御さんが無理していることも、本心ではない事もバレバレですよ〜。 子供扱いせずきちんと向き合い受け入れてあげて下さいねOK



今回は、HSC(Highly Sensitive Child)入門編をお伝えしてまいりましたが、今後もシリーズ化して学校生活や家庭での様子など、具体的な内容にも触れてまいります。



最後までお読みいただき

ありがとうございます。


CalMind 真白ちあき