That killed me. -4ページ目

ガタカ(映画)

良いSFというのは誰かみても面白い!!
私は現実性についてはよくわからないけど、素人目でみて「ありそう!」という映画は
専門家が見てもある程度は納得のゆくものが多いと思う。

本にも共通しているが、良いSFというのは社会に問題を投げかけつつも
どこかさわやかで後味の良いものが多い。もちろん私の好みが大きいけど!

「ガタカ」は先が読めない純粋なワクワクと、素晴らしいアクション、
演出も巧い!この監督の「TIME」も私は大好き。
キャストもいいんだよなーーーー
ジュードロウの憂鬱感!いいよね!

「TIME」もそうだけど、弱者が勇敢に体制に立ち向かって成功していく、
サクセスストーリー+SFってほんと気持ち良い。

近未来のことを描くとき、前向きに描くってのは大切なことなのだと思う。

「マイノリティリポート」「アイロボット」「マトリックス」「アイアムレジェンド」
「リベリオン」「アイランド」「Vフォーベンデッタ」「ジャンパー」「インセプション」
リュックベッソン作品等々、、2000年以降のSFが多いね!良い具合にハリウッド映画らしくて好きだ!
トンデモ設定でもいいじゃない!

ガタカもTIMEも、ハッピーとバッドが行き過ぎてなくて、映画として良いバランスなのかも。
TIMEでいう「走る」とか「バトル」とかそういう身体性の強調も大事だと思う。

なんか覚え書きになってしまった。
関係ないけど「スカイフォール」が見たいな。

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硫黄島からの手紙(映画)

邦画は糞だ。
その認識(偏見でもある)を確かなものであると感じさせる作品。

まず絵が美しい。表情とかの切り取りにうおーってなる。
戦時中の写真、昔の日本映画を意識して撮っていると思われる構図、色彩。

邦画はそもそも明るすぎる。(光源ね)俳優をかっこよく、かわいく見せようとしたら仕方ないのかもしれないけど。
この映画のニノは絵的にも、キャラクターとしてもまったくかっこよくもかわいくもない。
でも良い。ちょっとした表情・動きが心に響く。
周りの俳優陣がすごすぎてちょっと浮いちゃってる(やっぱり現代的)部分はあるけど、
それでもイメージががらりとかわる。

イーストウッドは本当に本当に「映画」というものの可能性を信じてるんだね。
一瞬の手抜きもない。無駄もない。
(まあ私はイーストウッド大好きなのであんまり公平に見れないんだけど。)

俳優さんたちも、邦画ではどれだけスポンサーにしたがわざるを得ないのか。
最高に良い。渡邊さんはもちろん、加瀬さん、伊原さん。
伊原さんは元在日コリアンだから、この映画で西中佐を演じることを
心ない人にとやかく言われたことだろうと思う。

死に際の回想シーンがない、長い台詞がない、無駄なキャラクターづけがない、音楽も過剰でない
ってほんとに素晴らしいね。
戦争映画は絶対見てる人に爽快感、一方的な正義感を感じさせてはいけない、
でも最後まで見続けさせなければいけない。難しいよね。

戦争ものの映画はほんと好き。見ても答えは見つからないし絶対楽しめないんだけど
どんどん見たくなる。

戦争に善悪なんてないし、戦争は一種の外交?手段でしかない。
でもたくさんの人が死ぬ、残された人は不幸になる。
それでも「二度と戦争はしてはいけない」「過去の戦争は大きな過ち」
で思考停止してはいけないと、思う。


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ピーター・パン(映画)

映画の「ピーターパン」(実写ね)はなんだかすごく良い。
CGはちゃちいし話も原作読んでないとわかりにくいだろうけど。

キャストが最高!!ピーターもウェンディもフックもママもイメージそのまま。
原作をさらにつきつめて、テーマを持たせて、見せ所をつくって。
原作の個人的な解釈、という感じなのではまるひとにはしっくり来ると思う。
個人的に原作にききたいところ、つっこみどころをおぎなっているようで好き。

みんな可愛い。海賊も可愛い。
恋愛ものっぽいけど原作のシュールさもしっかり残ってる。

しかし全体的に意味わからん、最後の方とくに。
いや何となく言いたいことがわかるような気もしつつ。
そのときだけのときめきも嘘じゃない的な??
「お前は年寄りだ」
ピーター、君はそれでいいのかな。

というかなにより
ピーターパンがセクシーすぎる!!
ウェンディも!!少年少女、うおー!!ってなる。
なんだあの笑顔。たまらない2人。

そしてしっかり切ない。
大人になるって悲しいことなの。(ヨヨ)

追記:ダーリング氏(パパ)とフックは同じ俳優さん!
戯曲からの伝統なんだとか。ひゃー!

続けて「フック」見たら不思議な気持ちに。

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剣客商売(池波正太郎)

池波先生のシリーズン中で一番好き。
登場人物が良い!

とにかく三冬がたまらない。反則ものの初々しさ。
一人で悶々としてるシーンのエロ可愛らしさ(?)ときたら!!

大治郎のピュアで無骨な感じも、ベタなんだけどほんと良い。
「毛饅頭」のくだりとか笑った。

こっちがドキドキするような恋愛話、
若干下衆いコメディ要素、
余韻の美しいシリアスなシーン、、

全部がある最高のエンターテイメント。
描写も最高に良い。言うまでもなくお食事シーンすばらし。

良い人も悪い人もさくさく死んで、
やっぱ時代小説は他の小説にない、重いような軽いような
不思議な魅力があるなあ、と思うのです。

まだ全部読んでないけどね!
大治郎と三冬がくっつくとこはやくみたい。

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ピーター・パンとウェンディ(ジェイムズ・バリー)

どうも漫画ばっかり感想かいてるね。

本も読んでるんだけどなかなかまとめづらく、、

「ピーターとウェンディ」を初めに読んだのはいつだっただろう。
古い単行本で読んだからどっかの図書館で借りた気がする。

原作がシュールというか凄まじい、という噂は聞いていたのだけど。
いやーーーピータートンでもなく憎たらしい!!
ディズニーと違いすぎてびびる。
でも、リアルにネヴァーランド的な空間があって、ずっとそこにいたら確かにこういう人間ができるかも、、
という変なリアリティはある。

こんなキャラクターを生み出した作者が怖い。
こどもの怖さを凝縮したような性格。善悪、正義?なにそれ。
海賊、インディアンはもちろんロストボーイズまでどんどん殺してしまうという恐ろしい設定。

反面フックは理想の悪役。
紳士的でナルシストで残酷。かっこええ!
憂鬱な大人の男性ってたまらないね。

あとお母さんが大好き。可愛い。

最後の方もなんだか切ない気分になってしまうよ。
ぼのぼのの

ボクがオトナになったら誰か「なったよ」って言ってくれるといいなあ なってない時は「なってない」って言ってくれるといいなあ そうしたらボクも少し安心だと思うんだ そうしたらボクも少しわかると思うんだ(「ぼのぼの⑨」いがらしみきお)

って文章を思い出した。

ピーター・パンとウェンディ (福音館文庫 古典童話)/福音館書店
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