自傷行為なんて
余程の馬鹿がやる現実凌ぎ
付けられた名は防衛規制
クソみたいな男共と
セックスする痛みの方が
遥かに深く突き刺されると
何とも思わない振りをして
やり過ごして来た
会話すら面倒だった
さっさとバスルームで
シャワーを浴びて
カッタナイフをしゃぶって
穴を抉られるだけで
私は良かった
他には何も望んでいなかったし
鐚一文要らなかったけど
虚しくて家に帰って
泣いて泣いて泣いて泣いてた
シンプルで
ワンパターンな逸脱の毎日
虚無ばかりが栄えてた
そして、余りにも惨めで
しかし、だ
やっと大切な人が出来た
こんなクソな私にも、だ
その人の為にも自分の為にも
生きようとそう思って
たった今、腕を切ってしまった
だけど後悔してない
腕で済めば立派な成長で
健気な誇りにすら思うから
別に腕がメロンみたいな網目に
なっても気にならなかった