勤め先ﾚｽﾄﾗﾝにて
開店準備をしていたら
「このへんにミシュランが来てるって噂聞いたんだよね」
と、ｼｪﾌ。
「え～、ほんとですか～(笑)」
と軽く応対していたら
「俺は問題ないけどｻｰﾋﾞｽ大丈夫？」
と言い出し…
「とか言ってﾌﾟﾚｯｼｬｰかけてみたりして(笑)」
と付けたし…。
大きな大きなﾌﾟﾚｯｼｬｰとやらを
どっしり被せられた。
が
実際
ミシュランが来てる来てないなんて
どうでもよくて
その会話で
ｼｪﾌに被せられたのは
ｼｪﾌの
大きな大きな
自信
だったのだ。
スタッフみんな帰ったあとに
夜な夜なひとりで
ﾌｫﾝﾄﾞｳﾞｫｰをこしたり
煮込みを仕上げたり
ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞを更新したり
まさに
働きマン。
やることやっているのだ。
そんなｼｪﾌが仕上げた料理を
お客様に届けるのは
あたしなのだ。
そんなことを考えると
あたしには
努力が
足らなすぎる。
そんななかでも
お客様が
楽しそうに食事されていたり
お客様に
大満足です
なんて言われたら
役目を果たせたような気持ちでいっぱいになり
それが励みになり
それが全てでもあり
やはり
あたしは
自分の
この
もってうまれた
ｲｲﾄｺﾛ
を
生かして
頑張ろうと
思った。
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