海底2万マイル Vingt mille lieues sous les mers | 今日の紫煙は・・・・

今日の紫煙は・・・・

時々私が嗜むタバコについて、感想をまとめます。
できるだけ良いところを見つけてレポートしていきます。
それから喫煙はマナーを伴う大人の趣味です、未成年の方はご遠慮ください。

海底2万マイル


子供の頃に読み、強烈な印象が残った作品です。
潜水艦という独特の乗り物、深海の不思議に満ちた描写、

海産の嗜好品、そして冒険といった驚き満載の物語でした。


19世紀末の世界で高性能な潜水艦「ノーチラス号」で世界を

旅する「ネモ」艦長と、彼に助けられた主人公との海中・海底での

大冒険を描いた、ジュール・ベルヌのSF傑作です。
1869年の発表以来長く愛され続けている名作です。


後にNHKで本作をさらにスケールアップさせた、

「不思議の海のナディア」をご覧になった方も多いのでは

ないでしょうか?





それにしても当時は蒸気機関が最先端技術だった時代に

ありながら、ベルヌの想像力には驚かされます。
ノーチラス号は海水から化学反応で作りだした電力で動き、

1万6千メートルまで潜り、時速50ノットもの速力を出せ、

しかも快適な居住空間を持つという脅威の性能です。
現代においても潜水艦の潜航深度・速力ともに、ここまでの

性能には至っていないようです。
(ノーチラス号クラスの潜水艦となると、現代では兵器としての

運用であり、正確なデータは公表されていません)


作品では海産物による豪華な食事や、サメによる襲撃、

オオダコとの死闘、まさかの事故による酸欠の危機など神秘と

ドキドキの展開が楽しめます。


ところで大人になって気になるのが、謎に満ちたネモ艦長の

由来もそうですが、海草の一種から作られた葉巻が登場する

ことです(笑)
いったいどんな香りで至福の時間が過ごせるのか、興味津々で

色々な想像が膨らみます。
ネモ艦長とお友達になって、一緒にスモーキングをしたい!と、

半ば本気で空想に浸ってしまいます。


p.s.最近の子供向け版ですと、件の葉巻についての描写が

削られているのですね・・・

高級さや大人の嗜好品のイメージを表す小道具として、

葉巻を登場させないのは勿体ないと思うのですが・・・・

ちょっと私の夢が半減です(笑)