LE COMTE DE MONTE-CRISTO モンテ・クリスト伯
今回は葉巻にまつわる小説についてご紹介します。
「モンテ・クリスト伯」はアレクサンドル・デュマの小説で、
1844年から46年までパリで新聞小説として連載された作品です。
テンポよく読めるシリーズです)
キューバ産葉巻のブランドに「モンテクリスト」がありますが、
その名前の由来となっております。
葉巻のブランドとしては1935年に設立されています。
命名の由来は葉巻職人に人気があり、葉巻工場で作業中に
読み語られることの多かった作品であったことによります。
舞台や漫画などでご存知の方も多いでしょうか?
私はトレセドール(葉巻職人)達に愛された作品とは
どんな話だろうかと思い、読んでみた次第です。
(写真はハバナ産葉巻のベストセラーである、
モンテクリスト№4です)
小説は19世紀前半という、革命後の激動下にあるフランスが舞台
です。
無実の罪で孤島に囚われた青年エドモン・ダンテスが、モンテ・
クリスト伯爵として自分を落としめた人々に復讐していくお話です。
復讐と聞くと陰惨なイメージを持たれるかもしれませんが、自分に恩を
かけてくれた人々や、かつての婚約者、そして悪事をなした人々の
その後も語られ、非常に奥深いストーリーで決して暗いだけの
展開ではありません。
また王政から共和政、共和政の暴走からナポレオン時代と混乱期の
世相も垣間見ることができます。
復讐がテーマではありますが、大半の方は読後に爽やかさを感じるの
ではないでしょうか?
当時の挿絵も収録されています)
外国書は翻訳によってだいぶ印象が変わりますが、完訳判も
子供向けのダイジェスト判のどちらも私は楽しめました。
それだけこの作品のメッセージ、構成が優れているのだと思います。
古典作品ではありますが、現代にも通用する面白さに溢れています。
さすがに長年に渡り読み継がれる、名作らしい素晴らしさです!
参考までに葉巻のモンテクリスト各銘柄の過去記事リンクです


