Peace(20):ロングピース
両切りのPeaceが1946年に登場した後、初のフィルター付き
タバコであるHOPE、そしてhi-liteのヒットと、フィルター付きの
タバコが市場に浸透していきます。
そのような環境から,1965年にピースのフィルター付きとして
登場します。
発売当時は80円でしたが、2015年3月現在は20本460円となって
おります。
ちなみに私は「ロングピース」という呼称は俗称だと思って
いましたが、ポスターでの販促で当時より自称していたのを知り
ました。
ピースシリーズには珍しい黄色のパッケージで、中央には工業
デザインの父であるレイモンド・ローウィによる鳩が配置されます。
(本デザインは田中一光で、他の作品では西武デパートの包み紙が
有名です)
本体からはいつものピースらしい、甘みと酸味のある香りがします。
両切りのピースにフィルターを付けたものですが、刻みタバコの量は
異なり、両切りピースが807.8ミリグラムに対してロングピースでは
599.4となっています(JTウェブサイトより)
また両切りがタール28ミリ、ニコチン2.3ミリに対してロングピースは
タール21ミリ、ニコチン1.9ミリとなっています。
両切りのピースに比べるとダイレクトさはありませんが、
それでも豊かで複雑な甘さ、ほろ苦さ、酸味はしっかりと
味わうことができます。
フィルターの存在で苦味や雑味が抑えられるためか、
甘さは両切りよりも強く感じる印象です。
さらにフィルターの恩恵としては両切と違って吸い口の葉に
気を遣わなくて良いです。
ただ最近珍しくなった低密度のプレーンフィルターのため、
吸う力の調整に少し気を遣う必要があります。
(慣れの問題だと思いますが)
副流煙の匂いはありますが、不快感は少ないです。
フィルターという持ち手で指に残る匂いも弱めです。
両切りの良さは勿論承知していますが、気軽に楽しめることの
良さはロングピースならではだと思います。

