パンチ・シガリトス
1840年にハバナに創設され、現存する最古のシガーブランドの
一つです。
他のハバノスに比べて安いためか、葉巻愛好家に避けられた時期が
あったようです。
(私も読者登録させていただいているDOGMUGGYさんに紹介頂く
まで、ノーマークでした…)
パンチの名前は「拳闘」でも「刺激」でもなく、イギリス人形劇の
道化師の名前が由来で、英国市場がターゲットとされていました。
今回はパンチのシガリロ版を紹介します。
一時期生産中止をしていたようですが、復活のタイミングで
入手ができました。
2015年1月現在で、20本2,300円。
ハバノスには珍しく缶ケースで、上下2段で20本入りです。
なかなかこのケースは上品でオシャレです。
シガリロ本体はタバコ葉の香と弱めの獣香がします。
ゴツゴツと不揃いな外観は良く見ないと、どちらが吸い口か
わからなくなることもあります。
細めで軽い印象です。
吸い味は一口目からコクと旨味、甘味が濃厚に感じられます。
甘い香もビターチョコ、蜂蜜など複雑さも持っています。
それから濃厚な旨味もあり、このサイズのシガリロで
ここまで香るのかと驚きがあります。
後半から苦味も加わり、香が一層複雑になっていきます。
香やコクは濃厚ですが、全体のバランスは良く穏やかです。
漂う香も心地良いです!
キューバものの葉巻は、漂う煙も良い香に感じることが多い
ですが、これは特に素晴らしい香りです。
濃密な17分ほどの喫煙時間を楽しめました。
香が豊かなのに、全体的にまろやかさがあって落ち着いた印象です。
ハバノスというと南国のイメージですが、少し落ち着いたこの葉巻は
小野リサさんのボサノバが合いそうです。

