数十年ぶりに天草に
一泊で行ってきました
くまモン地方は、海と山に囲まれ
ちょっと東に
足を伸ばせば、阿蘇の山々に抱かれる
温泉があり
西の果てには
海の幸の宝庫の天草があります
子どもたちが幼い頃は、潮干狩りに行き
夏になれば何度となく
海水浴に訪れ
海を楽しんで育てましたが
子連れで泊まったのは、一回ポッキリ
当時は阿蘇に比べると
古い旅館が多く
子連れで出かけて気軽に一泊というには
縁がありませんでした
今回、伊勢海老解禁の報が聞こえてきて
久しぶりに出掛けることにしました
天草在住の友人のおススメで選んだのは
こじんまりとしたホテル
着いたのは4時半頃で
外観はこんな感じ
ロビーから眺める海は、プライベートビーチになっていて
歩けばすぐそこが波打ちぎわに出れて
リゾート感満載でした
狙いは
伊勢海老会席という伊勢海老つくしのお料理
ついでに
♨️に入ろうというコンセプトです
子連れで行くにはちょうど良い
気の張らないお宿で
何よりお安いし
居心地良いホテルでした
お部屋は
☝️娘たちの宿泊部屋
👇ルミエルの泊まった部屋
特別和室 海側
うち風呂が露天風呂が満杯で取れず
娘ががっかりしていましたが
ルミエルも、何十年ぶりに
久々に畳に寝ました（笑）
アメニティも
ドライヤーはパナが置いてありましたし
次回からは
ドライヤー持参はしなくて良さそうです
朝起きたら体中が痛くて（笑）
ヒィーヒィー
皆んな言ってましたが
♨️の湯質がトロトロで
お肌がトゥルトゥルになりました
では、お楽しみの晩餐のメニュー
ご紹介致しますね
最初の先付けは
魚介のマリネサラダ
ムスクラン添え
新鮮なマグロと海老が
甘くて美味しくて
お皿に広がった
さっぱりしたオーロラソースに和えて頂きました
次が
お造りの伊勢海老の姿盛り
見た目だけで新鮮さ溢れる伊勢海老の肉質の
透明度に
否が応でも
テンション上がります
勿論、味はバッチリ👌
さすが天草（笑）
一山にまとめてある塊が
お箸で簡単に
解せないほどのかたまりになっていて
一口でペロリン
海老好きには堪りません
その他
別皿で
車海老🦐、鯛の重ね、間八、秋太郎
そして🐙の5種盛り
ご覧の通り
普通の倍の厚みでカットしてあり
天草らしく
どれも一切れが、これでもかというほど
大きい
ご飯なしで
この大きさで食べ進み
ここまでで既に腹八番目
次が
伊勢海老と魚介（帆立など）の入った
味噌クリーム焼き
上に乗ってるウニと
昭和テイストのこってりしたホワイトソースと味噌が混ざり合って
ガッツリした仕上がりは
家族全員、懐かしい味で好みだと
大好評でした
勿論、ソースの下に
隠れてる伊勢海老ちゃんが
これまたゴロンと大きくて
ナイフとフォークがいるほどの肉厚さぶり
文字通りの海老祭りで
ご満悦です
次が中華風味の一皿で
ロブスター🦞と福連木豆腐と天草椎茸と
（↑天草特産の高級卵🥚）の餡掛け
ここでも
これでもかといわんばかりに大きなロブスターが
鎮座してる上に
餡掛けのソースがかかって
福連木豆腐とお野菜
ここで
どぉやら大ぶりに切るのが天草テイスト…
と解釈📝
このまま完食していたら
先が危ういと感じ😂
ルミエルはソコソコに
お腹と相談して
海老🦐のみを頂きました
その後
牛フィレ肉のグリエには、マデラソース
そしてお肉の上には、伊勢海老のフリカッセ
フィレ肉のお座布団に
まさかのお海老🦞様ドーンと鎮座して
ご降臨
思わず笑ってしまった一皿
お肉の上に色んなものが載ったのは
見た気がするけど
こんな風に海老が載ってるのは
初めてでした
二つの伊勢海老は🦞
軽くフランベーしたのか
レアテイストの暖かな食感に仕上がっており
新鮮さを残しつつ
これまでとは違った海老の食感に
シェフの考えられるメニューの妙が
伝わって来ます
残念ながら
お肉は特に柔らかいとかはなく（爆）
あだ名しな仕上がりではあった様ですが…
これで、もしこのお肉が絶品だったら
ここでの一泊は
文句なしの堂々の一位で
殿堂入りだったと思われます
ただ
添えられた野菜達は露地栽培で
どれも太陽を目一杯浴びてのびのび育ったらしく
甘くて美味しく
只者ではない味で
満喫出来ます
娘は夏野菜と秋野菜が一緒になって
オクラはマデラソースには
どぉかなぁと
申しておりましたが
ネバネバ系好きのルミエルは
オクラの甘さに
感動してました
変な青臭さは一切なく
きれいな緑まばゆい姿は
ほんとにオクラ
と
聞きたいほど
大きい
残念ながら
既にお腹は満杯で
お肉は若者に譲り
ルミエルは🦐のみで自粛しました
ここでもし召し上がる際は
ゆっくりペースで食べられる事を
お勧めします
ルミエル一行は
お腹ぺこにゃんで突撃して
元々大食貫ではないのに
序盤でガッツいてしまって…
配分を完全に間違いました
因みにルミエル家以外のテーブルは
この日から始まったという鮑まつりを
オーダーされていた模様でした
ほぼ日本人オンリーのレストラン内には
リチャイダー・クレーダーマンの昔懐かしい
ピアノ曲が
静かに流れていました
実はこの曲、ルミエルがお見合いで初めて
主人と会ったとき
リクエストした曲
奇しくも、この日は結婚記念日
ちょっと一人聞き入ってしまいました
そしてラストは
海老祭りの締めで伊勢海老のお味噌汁です
あおさ海苔の美味しさに
甘めのお味噌に浮かんだ
伊勢海老から
お出汁がじんわり出ていて…
こちらも充分
遠路🚗2時間かけて来ただけの甲斐はあった
と
大満足して堪能出来ること請け合います
香の物はきゅうりと青高菜にしそが絡めてあって
海老味噌がついて来ました
これが絶妙の塩加減で
お腹すいてたら
これだけでご飯一膳軽くいけます
デザートはざくろのクレームダンジュ
と晩柑のジュレ
天草の晩柑は
甘くてスウィティーで大好物なので
楽しみでした
出て来たのは
生クリームと寒天ゼリーという
天草ならではのコラボ
添えられたホワイトチョコが良くあってて
ルミエル的にはクリームはいらなかったかも？
でしたケド
キチンとお仕事したデザートは
好感度高しでした
お孫ちゃんには
お子様ランチがあって
山盛りで
大満足だったようです
天草って
昔から
正直
ホスピタリティが残念だと思っていました
但し
被災した頃、食料品が手に入らないので
天草から取り寄せた野菜が
美味だった事をその時初めて知り
天草の野菜には
信頼を寄せていました
ただこれら、お料理したモノが
どぉかと問われれば
都会的な洗練されたもの…
ではありません
天草特産のモノをふんだんに使い
フランス料理でもなく
中華でもなく
敢えて申せば
天草ならではの田舎風なお料理に？
仕上げて
アレこれ苦心されているシェフ🧑🍳に
敬意を感じます
ただ…伊勢海老🦞一杯
天草では9,000円で
お造りからおみおつけまで
活きモノをその場で
料って
一人3,000円で食べられると
友人が話してくれましたので
所謂しゃぶしゃぶで締める
♨️旅館のお食事も良いけど
朝晩お食事がついてのここは
めっちゃお安いと思った事でした
お風呂も内風呂付きの岩風呂があったりするので
気軽に行けるホテルで
ここはリピートありだと思いました
（但し、ルミエル家が宿泊した部屋は
普通の部屋（一人朝夜食事付きで約3万程度？）
でして
スペシャルな部屋ではなかったので
そこから考えた感想で
しかも、あくまでも天草という
田舎のテイストです
もし
サービスなどを一流の都会並を期待されると
ガッカリされる可能性はあります
まず、フロントから部屋まで
荷物を運び、案内されるとかはありませんし
車寄せに着いても
だれも出迎えはありません
なので
ここはちょっとしたリゾートスパの
海の家
又は
ビジホだと考えて下されば良いと思います）
我が家以外のテーブルには
竹のお皿がせっとしてあり
どぉやら全員アワビコースの模様で
正直、お料理が足りない時は
アワビのステーキは
伊勢志摩の観光ホテルで食していますので
天草のあわびも一皿頼んでみようと
思っていました
が
お腹いっぱいで
そこまで手が回らず状態でした
ただし
この鮑コースは蒸してあるので
イマイチとの書き込みも見ましたし
本膳のメニューも
滅茶苦茶美味しいと言う方や
イマイチという意見と
賛否両論あるみたいなので
オーダー次第なのかなぁと感じますので
意外と
この「伊勢海老会席」が
最も良かったのかも知れません
天草には
沢山のホテルや温泉があると思いますが
こちらはお部屋もリニューアルされた後で
綺麗だし
館内の部屋のお水は全部温泉水で
♨️を満喫致しました
一休でググってもヒットしないホテルなので
やや不安を残していましたが
なんのなんの
むしろ静かにお食事できる雰囲気は
とても居心地が良く
コスパ最高のショートステイの旅でした
そこらの事情で
インバウドのお客様がなく
かえって良かったのもあるのかも
知れません
やっぱり地元民の意見を聞いたのは
ベストチョイスにつながった気がします
もし、お出かけになる際は
おススメです
今はもう秋
誰もいない海
つい口ずさんでみたい
そんな静かな海の風景が、癒やしをくれました
では、では
読んで頂き、有難う御座いました
by ルミエル