数年前に
昔、母世代がバッグの中に入れてた
風呂敷と同じ使い方を
イメージしていました
所が、いざ出来上がってみると
軽量化促進期のルミエルの
現実の中で
畳んで、バッグに入れたとしても
その日、使うか使わないか分からない
モノを
例えハンカチ程度のものでさえ
バッグに入れておくスペースは
なかったんです😆
そんなんだったら
恥も外聞なく(笑)
コンビニ袋でOKな訳ですしね💦
と言う訳で
バッグインバッグにしてみたんです
ルミエルが
バッグの中で
一番好きな形は
利休型の
整理しやすいトートバッグです
作る時も
大体この形になります↓
深からず
浅からずの
この横長が
ルミエルにとって
一番使いやすいんです
斜めがけしてても
探し物は
手探りしても
パッと出てくる深さです
ただ…このバッグにも
問題点がありまして
上に被せがないんで
バッグの中が
外から
丸見え致しますです🤭
どんなに気取ってたとしても
そのバッグの中身の入れ方次第で
性格丸見えになる
仕組み😢
見ようと思わなくても
時々、誰かのバッグの中が見えて
あちゃー
ってなった記憶って
あるんですよね
そこでルミエルは
いつもバッグの上に
ハンカチをかけて
中のモノが
見えない様にしていました
ハンカチがサッと出せるのは
特に子育て時代には、結構便利で
一石二鳥だと
思っていました
所が
コレも盲点があり😅
バッグを、なんらかの衝撃で落として
中のモノをばら撒いてしまったら…
散々たる状態になり
あちこちに散らばった
コスメやお財布などを
拾って回らなければいけない場面になる訳です
ばらばらになって転がったものの中には
下ろしたてのコスメとかあって…
ファンデが割れたり
パケが傷だらけになった事がありました
勿論、周りの友人とか
一緒に拾って貰えますが
滅茶苦茶恥ずかしい
なので
いつしかルミエルはポーチに小分けする
習慣がついていました
コレでばら撒いても大丈夫👌
と思ってましたが😅
やっぱり粗忽者(そこつもの)の上に
手の力が弱った近頃は
握ったポーチを
つい
落としてしまう
って
やってしまうんですよ
そこで
この吾妻袋の登場です
バッグを落とそうが
中のモノをばら撒こうが
落ちたのは
この吾妻袋だけみたいな奇跡
コレが完成です
前振り長くなりましたが(笑)
年齢的にも
ピンク柄はどぉ〜よ
と
思ってたんで
今回新たに
お寺さんへ行く時用でもないんですが
地味系の吾妻袋を
作りました
母の昔々の羽織を
解いてたので
コレでリメイクしてみました😅
ばぁ~~~ん
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/607.png)
吾妻袋には
作り方が色々あるらしく
簡単な作り方だと
クロスしている三角の中央が
若干ズレるんです→最初に作ったピンクの分
まぁ使ってそれが問題かというと
全く問題ないので
大した事ではないのですが…
今回はそれを防ぐ為のコツ?を指南されてる
サムネの
動画を見ながら作ったので
サイズは
前回のより横幅32cmで
何と12cmも大きくなってます
however
見事に失敗していて
何故か、やっぱりズレてて
ちょっとガッカリでしたが(爆)
黒系だし
コレなら何処へでもOKだと…
この中に全て詰め込んで
バッチリ入りました♪
これだと
完全にバッグの中のガチャが入ってしまうので
出先で
思わぬお買い物をしたりして
入れ物に困った時は
吾妻袋だけ引き抜けば
バッグ本体は
エコバッグ使用っていうのもアリです
ついでに
お位牌を包む巾着袋も
絽(ろ)の喪帯で
作りました
真っ黒にしか見えませんが
柄が透けてるので
それなりに素敵な出来上がり
お寺さんへは
コレで万全ですわ
まぁ子供らだと
吾妻袋は、結ぶのが
面倒い
って思いそうなんで…
お位牌入れは、敢えて単純な巾着式にしました
直前になってこんな袋作ってるのを
母か聞いたら
「すったく(ものぐさでやぐうたらで
働き者ではないと言う方言)モン(者)
(↑ルミエルの事)
の
夕働き」
って言いそうです
↑
かなり母の意訳が、入ってますが😆
大意は
日頃から働き者なら
事ある直前に、何か
する必要などなく
ゆったりとしているものだが
日頃
何にもせず
寝てる様なだらしないヤツ(=ルミエル)
に限って
直前になると
慌てて頑張って見せる
そう言う者を
昔から
夕方になってから
慌てて
夕飯の買い物に出かける様な事(夕働き)を
するものだ
それを諌(いさ)める為に
私は(=母)言うんだ
↓母の解釈
ちゃんとした所の娘は
辺りが薄暗くなる夕方になって
夕飯の買い物だとか言って
出かける様な真似はしない
夕方から出かけるのは
◯の仕事してる人だけだ
と相場は決まっている
お前はそんな真似をする気か
↑母の解釈
お勤めしているお友達と会うのに
勤務明けの夕方から出掛けようとすると
かならずこんなふうな事を
言ったモノでした
当時
正直言うと
母は
毎回お小言の前頭句に
「良家の子女は」
と言うのが漏れなくついて
おりまして🤭
内心
良家って何処のことや
と思いながら
聞いてたルミエル
母の小言には
昭和の香りがして…
懐かしく思い出しますが
今時、ジェンダーとか
うるさいから
そんな事家庭内ででも
言ったら
ボゴボコに、されちゃうでしょう
又又話がそれましたが
話の逸れついでに😆
大人になって
着物を着る前日
慌てて半衿を付けてたルミエル😅
とっくの昔に
悉皆屋(しっかいや)さんに
頼む術(すべ)を、覚えた
口うるさく言う母が
抜かり無く何でもこなしてたかって言うと
実はそんな事はなく
大体子供たちの事は
お手伝いさん任せ
これは、我が家に限ったことではなく
着付さんの前に並ぶ幼い弟子の下着が
ちんちくりんだったり、ボロボロでも
母親は、そういうこと…普段しないので
知らないってこと
よくあって…
師匠が
「うちの弟子は、親無し子ばっかりで
お手伝いさん任せで…」
って苦笑いされていたくらいでした
ですから
自前の着物で舞台に出る様な時も
母が着物一式を
揃えてくれた事は
余りありませんでした
が
母が準備した時は
必ず半衿がついてなくて
(時には、
誰かにつけて貰え
って
着物とは
別に半衿が入ってた時もあり)
楽屋で着付けさんが
大慌てで
白半紙を何処からか見つけてくれ
ソレを襟につけて
舞台に出たこともあり…
「◎◎ちゃんの着物
半衿ついてるか
誰か着せる前に確認してぇ」
って言葉が飛んでた
流石に何度か経験するうちに
母に頼むとエライ事になると
学習して…
小学校の5~6年になると
脳内で、着物を着る時を順番に
思い浮かべながら…
着るもの
持っていくものを
キチンと自分で
準備する様になった
舞台の袖で
右往左往する大人達を見ながら
身の置き所がなく
居た堪(たまら)ず
お襦袢(じゃばん)を肩にかけられたまま
寒くて震えながら
心細げに
突っ立ってた
幼い自分を思い出します
世にいう反面教師ですね(笑)
結婚して
着物着なきゃってなると
「半衿ついてたかなぁ?」
ってルミエルが真っ先に
いうと
母が
毎回自慢げに
「アナタは、半衿半衿って
余程半衿付けが嫌いなのね
あんなのチョチョイのチョイよ
5分もあれば
つくじゃない
」
↑はぁ👂
5分で、つけられる人が居たら
ここに呼んでコイ←ルミエルの心の声
お手伝いさんが
昼間、母のお出かけ前に
半衿つけてたの
知ってるんだぞ
自分は何でもこなすスーパーウーマンだと
言わんばかりに
エラソーに言ってた母は
昔、わざと?
自分が
やらかしてた事を記憶していなかった(爆)
確かに今思っても
半衿は
ルミエルの確実にトラウマで
居た堪れなくて…
立ち往生したエピソードが
わんさか
出て来ます
朝から確認して
付いてないのを発見して…
「半衿がついてない」
って
直訴したら
「昔から出掛ける直前に
針を持つのは
”出針”
と言って
縁起が悪いって言うんだ
何で
前もって言わなかったんだ
出際に
こんなことをしなきゃいけないなんて…
全く」
ってキツくお説教されて
ここで
「言いました」
って言おうもんなら
ヒートアップするから
ひたすら
「ごめんなさい」
「すいませんでした」
を、繰り返ししてると
「こんな不甲斐ない子を持って情けない
もうタクシー呼んであるのに…」
と
母が怒り余って
泣きながら、半衿をつけてくれた事も
ありました
賢明な母の躾のお陰で
ソコソコ
進歩した自分では
あるんですけどねー😆
少なくとも
娘には
そんな窮状には
立たせない様にしたつもりだったケド💦
意外にも
娘はケロッとして
そんなの屁でもない
って言う気もしますけどね
まぁ…それでも子供って
親の足りなかったとこばかり
覚えてるモンだから🤭
やってくれて
有り難かった事も山ほどあって
それらを
キチンと思い出して
感謝しなきゃなぁと
思うルミエルです
しかし
玄関の扉を閉めた後
皆んなを待たせて
「お数珠がない」
慌てて
駆け戻る息子を見ながら
んもう〜
あれだけ前日に
「今年は年忌法要じゃないから
喪服じゃなく
凖礼服でいいからね
グレーのスーツのアレで
良いと思うよ
それとお数珠も
ちゃんと今日のうちに
用意してなさいよ」
って
言ったのに
しっかり自分だけ黒の喪服に
黒ネクタイ締めてて
ハァ〜
ルミエル自身が幼い頃
出掛けにお説教を言われ続け…
暗い顔で参加した記憶があるから
出掛けには、そういうことを言わないように…
と思ってて
母から後で
「躾がなっていない
あんな格好させて」
って
お小言を言われない為に
つい
家族中の者の
着るものの準備をしていた
過去が
悔やまれます
まぁ今や母は亡く
誰も
どんな格好して様が
後で
文句を言う人なんぞ
何処にもいないんですから
気にしないでいいのだと思いますが…
「すったくもんの夕働き」
なんて
言っても
今時、誰も知るものはいないだろうけど
夕働きだろうと何だろうと
前日でも
ちゃんと準備してるのは
例え
”すったくもん”と言われようが
ここは開き直って
むしろ
エライ👏
って
褒めてやろう
と思うルミエルは
母から見たら
ずっとダメ娘のままです
グタグタと
オチなしな話を長々としてしまい
申し訳ありません
では、では
読んで頂き、有難う御座いました
by ルミエル