父は大正生まれでした

八月の夏生まれの長男で
絵に書いた様な肥後もっこす

自分の誕生日を
祝って貰うのが大好きな人で
沢山の逸話を持ち

楽しい思い出の多い人でした

 

人が集まるのが大好き

 

大体、そういう人って

寂しがり屋なんですよね爆笑


だからと言うわけでもないのですが

 

夏になると
事ある度に
父を思い出してしまいます


 

 

そして

それに伴い
父を通して知った「戦争」の事を思い

夏八月はルミエルにとっては
終戦記念日と共に
見た事もない旧軍人たちの英霊を
偲び
頭の中から
かつての日本人達の生き様を
思う日が続きます

 

 

かつての戦争で活躍した軍人さん

どのくらいご存じでしょうか?

 

ルミエルは結構

山本五十六とか有名な人じゃなくても

ソコソコ名前だけは知ってるとか言う人も含めると

かなりな数になります

 

これって自分では自覚してなかったんですが

女性では珍しいです

 

思えば

ルミエルは、幼い頃から

戦争映画を、父に連れられ見ていましたが

それらの知識がより

身近に知る事になったのは
やはり
主人の影響が大きかったと思っています


新婚時代は、夜になると
空母を始め

駆逐艦や巡洋艦などを
タミヤがウォーターラインと銘打って
700分の一とかで
沢山のプラモデルをお手軽なお値段で

出していて
それを
毎晩作らされました

ミッドウェー時の連合艦隊

 

全空母「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」から始まり
 

駆逐艦の「秋月」「冬月」など言わされて(苦笑)

 

陸軍だけではなく

海軍の本も沢山読まされました

 

面白かったのは

「海軍よもやま話」

 

コミックかと思う様な表紙ですが

中は文字の本(笑)

 

旧海軍だった方が

思い出話として艦隊生活の非戦闘時の日常や

戦闘時の食料準備の様子などを

ユーモアたっぷりに書かれた

軽い読み物でした

 

そこから

所謂

「連合艦隊遂に勝つ」

 

的な仮想展開の物語など

随分楽しく読みました

 

そして遂に

宇垣纏の「戦藻録」なども

読む様に…と主人に渡されたものでした

 

 

また土曜の夜ともなると

主人の好みで、ホームシアターで

流されたのが

「連合艦隊」

まだ昭和の頃の話ですから

VHSです😆

今でも、小澤治三郎は丹波哲郎さん 

大和と共に沈む艦隊司長官は、伊藤整一中将は

鶴田浩二さん

ミッドウェーで有名な南雲長官は、金子信雄さん

 

終戦後、特攻で

沖縄に向かって飛び立った宇垣纏は

高橋幸治さんが演じられて

 

正直、この頃は実物の山本長官の姿ではなく

この映画での小林桂樹さん扮する姿が

目に浮かんでました



後年の作品の

長身の役所浩二さんの時は

実像の姿を浮かべられる様になってて



あんな長身じゃ

ダメでした(苦笑)

 この頃から、休みになると

まだ就学前の幼い子ども連れで

戦地巡りの旅開始

 

沖縄、知覧、から始まって

サイパン(バンザイ・クリフ)

ハワイ(真珠湾)

など回って、学習させられました

 

当時真珠湾巡りの乗船チケットを手配しようと

トラベルデスクに申し出ると

 

「日本人はそんなトコ誰もいきませんよびっくり

アメリカ人ばかりの中で

何があるか分かりませんから…

おすすめしませんゲッソリ

 

と、言われたものでした

 

確かに大勢の乗船者の中、アジア系というか

日本人は我が家族のみ

少々ビクついていましたけど

船は大揺れに揺れゲロー

 

青ざめた乗客の

誰一人

日本人に向かって

ものを言う元気もありませんでしたけどね

 

 

また

「東京裁判」

のビデオ📹チュー

 

これを主人と一緒に

見なければいけませんでした

 

「東京裁判」とは

A級戦犯とされた人たちの

極東国際軍事裁判の実際の裁判の様子を

ビデオ化したもので

 

 

ナレーションの声は

佐藤 慶

 

重厚な語り口で

 

始まって数分後

若き元将校の言葉がありました

 

「東條さんたちが

市ヶ谷の法廷に最初に立った時

全責任は我々にあると

揃って有罪を認め、刑を受けたとするなら

少なくとも日本人だけには分かる、何ものかを

日本人の胸に永久に残したと思います。

 

今更法廷で正邪を論じてみても

それは要するに

紙の上に残す歴史でしかありません」

 

そして… 

戦犯とされた者達が

罪状認否を頑なに拒否して

説得から裁判が始まったと… 

 

ナレーションは語ります

 

 

ここでルミエルは

初めて人間

東條英機

 

 

という人を目にした思いでした

 

 

裁判の中で

東條英機の立ち振舞い

 

陸軍と海軍の

言い争う場面

 

大川周平が東條の頭を叩く場面など…

 

又、実写の溥儀の偽証した場面とか

何度も繰り返して見たモノでした

 

そういう中でルミエルは

 

 

「ガダルカナル」や「インパール作戦」

「マレーの虎」

 

など

点として知っていた事柄が

少しずつ

肉がつき

大東亜戦争が、どの様に展開していったのか

 

朧(おぼろ)げながら

年表として頭に入った気がしています

 

それは

受験勉強や学術論文とは違い

興味を引く

エピソードや人物を描いた映画や小説などから

得た知識で

ランダムな

拾い上げた点でしかありませんし

 

エンターテイメントとして

架空のエピソードなども

紛れているのをつなぎあわせたもので

 

いわゆる

歴史的な史実を

研究する学術的なものとは違うので

かなりいい加減なものです

 

それに

年々

年を重ね、記銘力も衰え

記憶が

まだらになってしまっています

 

 主人が居たら

サクッと確認できてたことも

先生だった主人はもういませんえーん

 

 

ただ

そういう基礎知識?があったからこそ

皇室に対する考え方が

多少なりともルミエルなりにあり

 

後に見た韓国ドラマ「宮」で描かれていた

ドラマの中の

大戦時の過去の描写や皇室に対する解釈に

違和感を持ち

納得がいかずに

二次小説を書くきっかけであったと

思っています

 

父も復員後

出版していますから

 

 

 

 

血は争えないというものかもしれません😅
 
占領下の中の昭和23年
復員して真っ先に父がしたのは
この本を出版することでした
 
ろくな紙もなく
粗悪な紙をかき集めて印刷したせいで
劣化著しくダウン
 
兄が父の死後、一切を破棄していますから
唯一私の手元にあったこの本だけですえーん

 

 

 

 

そこから

改めて

満州時代の日本の皇室との繋がりや(溥儀の弟溥傑の嫁になった)

流転の王妃

 

 

日韓併合で韓国の国母になった

梨本宮方子女王の話など

 

 

見返して

改めて

当時の情勢というものを知る糸口にはなったと

思っています

 

 

これらは所謂雑学に分類され

学校教育の中では

出て来ない事柄は

 元より

学問的な知識ではありませんし

 

近現代史として

堂々と語れるものでもありません

 

詳しい方に比べたら

名前や作戦名とか

ちらっと知ってる程度です

 

それに

ものによっては、かなり自虐史観が色濃く出て

公平さを欠くような印象のものもあり…

色々知るに連れて

それらも含めて…分かってくる部分も見えてきます

 

 

ルミエルの周りには、同世代の知り合いの中でも

この当時の事をこま切れながらも

語り合える人は、いません

 

 

 以前「東條英機って知ってる?」

 

と聞いたら

 

「西城秀樹なら知ってるけど

東條英機?…

それって誰ですか?ニヤニヤ

 

との返事(女性の60代、30代、40代)が

返って来て

 

腰を抜かさんばかりに

驚いたびっくり

 

と帰宅するなり

主人に告げられ

 

ついでに

「(ルミエルの)周りは

どぉ?

東條英機ぐらいは知ってるよね?」

 

と聞かれ

 

改めて、友人たちの顔を思い返してみても

 

知らないだろうなぁと思う顔ばかり浮かぶと同時に

 

友人のご主人さまのお名前に

「修身」という方がおられて

 

 

海軍関係の方?

って思わず聞いて

え?

と聞き返されたことを話し

 

あちゃ〜となった事が有りましたあせる

 

まだ実際に

コレらの人の名前をあげて

聞いてみても

ほぼ知らないと返事ばかりで


はい、知ってます

という方に

まだお目にかかったことがありませんえーん

 

 

 

これらの戦争関連の話は

父の思い出と共に

心に止めておきたい気持ちもあって…

 

ホントは日本人なら

知っておかなければいけない

事柄ではなかろうか…とふと

思ったりします

 

 

 

 

興味のある人は少ないとは

思いますが

 

ある方から

 

「どうすれば、そういう事を学べますか?」

 

と聞かれましたので

 

参考には、ならないかもしれませんが

 ルミエルなりに

ドラマや映画など、エンターテイメントで

事実ではない話しやエピソードとしてでも

良いので

 

あくまでも

歴史のとばぐちとして

 

軽くこういったエンタテインメントから

まずご覧になれば…

少しずつ、当時のことが

分かって

来るんじゃないかと思ったりして…

 

 ここに

綴ってみました

 

 

大東亜戦争は四年間の出来事ですが

そこで繰り広げられた作戦や

エピソードは数限りなく

 

全体を掌握するのは

並大抵のことではありません

少なくとも

ウォーギルドインフォメーションプログラム

と言う

進駐軍の政策があったということは

日本人としては

知っておきたいとは

思うのですけど…

 

安倍さんが

 

「日本を取り戻す」

 

って仰ったことは

そういうことを

指しておられた…

と思う今日このごろです

 

父がまだ若いころ

 

「またもし日本が戦争をするとなったら

俺はいの一番にまた戦いに行く

その覚悟は持っている

 

お前たちを守るためなら

何度でも行く」

 

 

そういった言葉を

感謝とともに思い出し

 

「逃げる」

 

という

昨今のマスコミの意見に

ため息が漏れます

 

せめて…

散華された英霊の方々に

感謝を捧げたいと

 

そう思ってしまいます

 

 

 

 

では、では

 

 

読んで頂き、有難う御座いました

 

by  ルミエル

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