おはよう御座います
今日は、娘に頼まれた
貝印(kai)社製のスタンミキサーーカバーを作りました
本体の一番上の部分
そして胴体の底の部分を
粗くなぞって貰い
下記のようなものを娘にとって貰いました
見て分かる通り
中央にセットしたボールの取っ手は出っ張っていますし
後ろのコードも出っ張りがあると言う変形型
実際のミキサーを測ってみると
上部の周りは104cm
中央のボールの取っ手の出っ張っりの所は、108cmでした
暫く書かれた紙を眺めて
脳内であれこれ試行錯誤しつつ…
市販されているカバーをググってみると
カバーとして売られているデザインは
ドーム型が主流
稀に
ハンドメイドで売られていたデザインは
こんなふうに上部とその下に繋がる生地のつなぎ目に
細かなギャザーを寄せる形で
上部と本体中央と差の折り合いを付けられて
いる模様でした
正直ルミエル的にはせっかく手作りするんですし
上部のギャザーは好みではないので
ルミエルオリジナルの形でいくことに決め
まず、トップの型紙を
テキトーに大きくして
立体的に組み立てて見て
まぁ…これで行くかと決めました
汚れたらすぐにお洗濯出来る
簡単な作りが
作り手側にも使い手側にも良いですよね
むか～～～し
ホームベーカリーのカバーを作っているので
それを娘に持ってきて貰うと…
な なんと
裾にフリルまでついてた
で…
面倒だなぁっと思いつつ(笑)
生地を裁ち
フリルを作り
荒くまち針で仮止めして
見てみると
案の定、ブカブカ
本縫い前にもう少しトップ部分を小さくして
改めて本体高さを測り
フリルの付け位置を決め
完成させました
ンがぁ～～～
しかし
パイピングのよれ、トップ面の感じが
どうしても納得出来ず
と言うか、なにこれ状態
裏にだけ付けていたキルト芯を表地の方に
追加する？…
パイピングのよれの原因は、何？
単なる技術の問題？
これで完成なの
などなど悶々していると
「良いんじゃ？ 別にやり直さなくても
ホコリよけにはなるんだから」
さりげに息子は言いました
ンがぁ～～
それでもこの出来は…
納得いか～～～ん
いやはや…
昔はもうちょっと、ちょちょいって作って
結構ソコソコの仕上がりになっていた
気がするんですけどね
よる年波と言うか
テキトーに作っていくと
ガチで、テキトーな仕上がりになって
目も当てられない状況になると言う現実
まだ子供がよちよち歩きだった頃
ある時
「手作りって
貰った人が喜んで、上手ねぇって褒めてくれるのが
目的よねぇ」と言われてて…
まだソーイングビギナーだったルミエルは
「え？ そうなの？
作るのが楽しいってないんですか？」
って聞くと
「もし褒めてくれなきゃ、作らないわよ」
と言われ
うそ～～～
そうなの？と思ったんです
当時は人にプレゼントするより
自分の使うクッションだとか
子供のものがメインで
必要性に迫られて作っていた事もあって
褒められるって言うこと事体
想定外だったのではあるんですが
あれから30年
自分で作って良かったって言うのを
強制配布するようになり
「〇〇ちゃんのは、仕事が丁寧で
綺麗だよね」とはたま～～～に言って頂きます
が
未だに「上手ねぇ」ってお褒めの言葉はなく
母が滅茶苦茶精密度の高い仕事をする人で
「よくこんな荒い仕事のものを
臆面もなく人様にあげられるわね
恥ずかしい」
といつも言われてたことも刺さってて
だからこそ、ルミエルなりに
丁寧な仕事を心がけるようにしているんですが
つくづく褒められたくて作っているのかと
ふと我に返り
昔のことを思い出します
正直自分の作るものが
人様の手に渡り
喜んで頂いてると知れば嬉しいのは当然です
自分では
好きだから… 暇だから、作っている→作っていく内に
練度も上がるだろうと思って、めげずに作っている
その中でたま～～に
ご褒美として
喜んで頂くと励みになるって言う感覚なんですけどね
どっちにせよ
根っからのせっかちな性分が災いして
丁寧な事で…出来上がりの残念さを補おうと
すればするほど
どっかで無意識に手抜きしてるっていうか
粗さが重なって…
ドツボにハマって行ってる気がします
とほほです
勢い
アイロン台をなんとかしようとか
モノを(ミシン)バージョンアップしたら良いんじゃないかと
考えているルミエルでございます
で… どうするべき？
悩むルミエルでございます
ではでは
読んで頂き、有難うございました
by ルミエル
追記
出来たと言うと、速攻で回収に来た娘が
カバーを持っていってしまいました
あのままだったら
きっと解いて…やり直してたろうなという展開になると
思っていましたが
その時間はなく
娘は
「何でも自分の欲しいモノを作れるっていうのは
手作りの良さだよね
しかもおかぁちゃまのは直ぐに出来るっていう
手早さがあるから
やっぱ良いよ」
と言っていました
口元には、しっかりルミエル作の
柄物の夏バージョンのマスク
まぁ、これら全てが、手作りの楽しさだなって
思ったことでした
by ルミエル