水川まりも「アマロリ生活:運命を変える尿療法」
特別無料公開します。
もちろん無断転載です。
( ☆¯ ꒳¯☆)ドヤッ.ᐟ.ᐟ
まずお断りを。
Kindle本をコピペするには、それなりのコツがあって、
これをやると、文字サイズや改行、その他のメリハリが全て失われます。
ふみがテキトーに文字を大きくしたり太くしたり、
ラインを引いたりしますが、テキトーですし、ふみも邪魔くさいのです。
タダなので、贅沢は言わないでください。(by ふみ)
前回の記事はこちら↓です。
【第四章】 アマロリでお酒をやめる
◆潜在的アルコール依存症だった私◆
何を隠そう、私は昔から大のお酒好きでした。二十代の頃なんて、毎日のように飲みに行っては生ビールや酎ハイのジョッキ2、3杯は当たり前、飲まない日なんてなかったほどです。
会社の仲間や友達とほろ酔いになって過ごす夜は楽しくてやめられなかった。仕事終わりの冷えたビールはまた格別に美味しくて、普段と違う楽しいお酒の席では気持ちも表現しやすく人間関係の潤滑油にもなっていたようです。 ひと昔前は『飲みニケーション』の部分も大いにありましたから・・・。
会社の上司や先輩、同僚と飲みに行くことは当然のお付き合いという風潮もあり、誘われればどこへでも参加していました。(超内向型のくせにお酒ありの場には行きたがる矛盾・・笑)
若い頃は自分の体を気にかけなくても健康で元気なのが当たり前と思っていたので、好きなだけ飲んで楽しんでいたわけです。無敵の時代です。
そんなお酒好きの私も、結婚して子供を妊娠してから授乳が終わる頃までは、いったんお酒をやめられていました。それなのに子育ても少し落ち着いてくるとまた飲み始め、最近では毎晩チューハイを飲むようになっていました。 一缶くらいなら適量と思いますが、その一缶がアルコール度数9%のなかなかキツイお酒でした。だんだん耐性もできてくるようで、一缶では物足りなくなり・・一缶が二缶になってくると年齢的なこともあり、健康面がとても気になってきます。
アルコールは脳への依存性ももちろんですが、実は蓄積毒で最終的に肝臓を傷めてしまうというのはご存じでしょうか?
『奇跡の六十二歳!』と言われ、若見えでよくテレビにご出演されていた南雲医師の本によると、一生のアルコール許容総量というものが人にはあって、男性は500キログラム、女性は250キログラムなのだそうです。それを超えると肝硬変や肝臓がんになる可能性が高くなるのだとか。
しかし、アルコール許容総量が女性250キログラムと言われてもピンとはきません。一日にどのくらいの量なら飲んでも良いのでしょうか?
計算しようにも、現在飲む量が一定であっても、若い頃浴びるように(?)飲んでいたアルコール量まで計りようがありません。
すでにもう許容量近くまで蓄積されていたら?と考えると恐ろしくなりました。
怖がりの私は蓄積毒と知ってから何度もやめようと試みました。
が、やっぱり飲んでしまう、飲まずにはいられない。アルコールの依存性の怖さでもあります・・・。
一週間の内に飲まない日を作ってみようとしても、それすら実現しない日々でした。
買い物に行けばお酒コーナーの前を通るだけで『飲みたい』とほぼ無意識の反応をしていました。今までほとんど無意識で買い物かごに入れていたお酒を、意識的に買わないようにするのはとても葛藤するものです。
何とか飲みたい欲求を振り払って買わずにお店を出たところで、夕飯の支度をする頃にはもう飲みたくなってソワソワしている自分がいて・・(キッチンドランカー?) あるはずのないお酒を無意識に探して冷蔵庫を開け閉めしてみたり。挙句の果てには夕食後やお風呂上りにわざわざ買いに行ってしまうのです。
『習慣を変えようと思えばそれをやるのに十五分以上時間がかかるよう遠ざけたり隠してしまえば、人はその行動を面倒に感じてやらなくなる』という話を聞いたことがありますが、服を着替えて車を出してコンビニまで買いに行ってしまう私はもうすっかりアルコールの依存性にやられていたのだと思います。
それにお酒を飲まない休肝日を作っても実は意味がないのだそうです。それでリセットされたり肝臓が回復することはないようです。
蓄積毒なので。
お酒をやめたいけれどやめられない・・・ アルコールに支配されてるような無力な気持ちになっていました。
◆アマロリを始めるとお酒をやめられた◆
そんな私にも転機が訪れます。
アマロリを始めた私は、やっているうちにアマロリの味が毎日微妙に変わっていくことに気づきました。
それこそ臭い臭くないから、不味い、しょっぱい、苦い、和風だしみたい、飲みやすい、美味しい、フルーティ!まで・・バリエーションは豊かなもの。
しかし前夜に飲酒した次の朝のアマロリは何とも言えない危険な味がするのです(笑)
アルコールが肝臓で分解されて別の化学物質になって排出されているのでしょうか。
せっかく体に良い健康法を実践しているのに、わざわざこんな毒入り(言い過ぎ・・)のアマロリをまた身体に戻すことに抵抗を感じてしまいました。
まぁ、本当はそんな理論的に考えてるわけじゃありません・・・。
理屈で考えるよりずっと直感的に、まず一口目から飲みたくないな・・と感じるのです。
アマロリによって動物的な勘が研ぎ澄まされてくると、一口で分かるようになります。
結局、お酒の入っているアマロリがどうしても不味くて飲めなかったのです。
お酒は美味しく飲めても、翌日の不味いアマロリを口にする気になれない。 一度でもそういう経験をすると次からはお酒を控えたい気持ちになり、あれほどアルコールを欲していた脳もアマロリを優先させる判断を下したようです。
その後すんなりと断酒に成功しました。
私にとって日々のアマロリは何よりも優先される大切な習慣になっていきました。
体に良くないと知りながら依存的習慣になっていた飲酒から自由になれたのは、やはり尿療法の底力なのだと思います。毎度お馴染みですが、アマロリのどんな作用でそうなっているかは私にはまるでわかりません。
けれども、尿療法はさまざまな場面で人生を好転させていくきっかけになります。
それに、お酒代もばかにならないですから。 毎日缶の酎ハイ一、二缶でも月にすると三千円から六千円はかかりますし、ビールだともっと高いです。年間で五万円以上の節約になります。
あれから七か月が経とうとしていますが、お酒は一切飲まなくなり買おうとも思わなくなりました。葛藤すらないです。
アマロリによってアルコールの依存性を見事に断ち切ることに成功しました。
※私の場合アルコールにも敏感な体質なのかもしれません。適量であってもすぐ依存していきそうな感覚があり、自分でも怖くなりやめたいとずっと思っていたところでしたので、これを機会にやめられて良かったと思います。(何に対しても怖がりで小心者なので・・汗)
一般的に適量のお酒を楽しみに一杯飲まれる程度なら、ストレス解消にもなり「お酒は百薬の長」と言われるくらいなので何ら問題はないようです。
但し飲みすぎにはご注意を・・・。
・・・・・・つづく