NHK大河ドラマ「どうする家康」が面白くなってきた。
(2012年2月24日のブログから)
そんな徳川家康の遺訓が最近頭から離れない。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
すいみのギャラリーやカート運転をしながら唱えてみると、
不思議としっくりいって、なんだか心が落ち着くので楽しい。
目の前では間違いなく試合が行われている状況なんだけど、
言葉のひとつひとつがストレートに入ってきて悠久な時の流れを感じる。
家康遺訓と言えば、2年前の大河ドラマ「青天を衝け」で、
徳川慶喜と渋沢栄一が唱えたシーンは忘れられない。
人の巡り合わせ、時代のマジック、運命の悪戯は、
遠い昔も、今も、そしてこれからも、人生を彩るんだなって思った。
これからも一期一会、いろんな出会いに感謝しながら、
恩を忘れず、義を持って、波乱万丈の伏魔殿を進んでいきたい。