2024/06/02




今年はじめに母が亡くなって。





しばらく自分と世界の間に

アクリル板があるみたいに


思考が止まったような

感覚がにぶったような


そんな日々を送っていました。



母を看取った時、


病院のベッドに横になっている

母の手から


温かさが抜けていくのが

とても怖かったです。



音もなく

色も変わらないけれど


温かさがなくなって

冷たくなって‥



とても怖かった。   









普段、夫と私はふすまで仕切られた別室で

眠っているのですが



母の死後

たまに私は


夫のベッドに潜り込んで

夫の体の温かさを感じながら

眠りました。



温かい夫に触れていることで

とても安心したのを

今でも覚えています






この温かさも

いつか失ってしまうのかと思うと


それもまた怖いのですが。





だからこそ

夫も私も温かいうちに

くっついていたいな、と

思うのでした。





夫と妹と私で

淡路島へ。


いいお天気でした。






妹も本当によく母のことをしてくれました。


母の死後、

一人暮らしの父への気遣いも

抜かりない妹です。



夫にも妹にも、

お疲れ様とありがとうを込めて。