1週間前に起業に関心のある女性向けに
「話し方講座」をしました。

1時間の講座のあと、
4つのテーブルを15分ずつ回って
直接参加者さまとお話ししました。

講座で話したこと以外に聞きたかったことはないか、
営業についての相談、など。
(私はつい4ケ月前まで
生命保険の営業をしていました)


そこでショーゲキなご意見を聞いてしまいましたのよ!

「妊活を応援するサービスを提供している。
本業は別にある。
SNSはみんな盛りまくった記事しか書いてないから
信用できないので、私はネットを使いたくない。
リアルに会う人だけにお客様になってほしい。
そうするとなかなかサービスが広まらない」

というご相談でした。


へ?
何がしたいん?

という心の声を抑えて…


私「ネットを使っている人が全員盛ってる訳ではないですよ。
そして、盛ってるのが嫌なら自分がしなきゃいいだけでは?」

参加者さま「でも…なんたらかんたら…」


私「じゃあ、ネットを使わないで
チラシを1日100枚とかポスティングするのは?」


参加者さま「広告も色々規定があって難しいんです!」


私「うーん…じゃぁ、妊活したい人って
直接周りの人に相談すると思いますか?
もしかしたら誰にも言いたくないとか
知られたくないというお気持ちの方もいらっしゃるかも。
ネットで、『あ、自分の住んでる地域に妊活をサポートしてくれるサービスがあるんや!』って知れたら
とてもいいと思いますが」


参加者さま「まぁそうですけど…」


私「もしかして、やったことのないネットに対して
恐れがあるのではないですか?
知らない人に何か言われたらどうしよう、とか。
だからネットの悪いところを探して
そこばかり見てはるのではないでしょうか?

いっぺん始めてみて、嫌なら辞めることもできます。
試してみられてもいいと思いますよ」


参加者さま「確かに恐れはあります。
よく知らないから…
少し考えてみます」



とのことでした。


サービスを知ってほしい気持ちと
かたくなに「リアル」にこだわる気持ち。

反対方向の気持ちが綱引きしちゃって
苦しい苦しい。

本当は
「ネットは盛ってる人ばかり」
が理由ではなく
「ネットを恐いと思っている自分」
がいると認めたら
楽になるんじゃないかなぁ。


あと、お客様の気持ちになったら
どんな方法で広めるのがいいか、も
分かってきそうですが…。


人のことだとどこに理由があるのか、
よく分かりますね。
客観的やからね。

自分のこともこう見られたら気持ちええやろなぁ。


一番身近で一番謎な自分を知る方法。
歩いてたら3年かかるところを
車であっという間に着いちゃった、
というような感覚です↓