私の夫は頭痛もちです。
かなり重度の頭痛です。
雨の日の前、首や肩のコリ、ストレス、などで頭痛がおこります。
ひどいときはめまいがして吐くんです。

本人は「若いときにメニエールって(医者に)言われた」と言い、私もメニエールだと思っていました。

月に数日、頭痛を理由に仕事を休むことがあります。
先月はとてもひどくて3月で出勤できたのは12日。
こんなの初めて。

夫の勤め先は日給月給制で、働いた分だけお給料になるのです。
有給休暇はありません。
厚生年金のあるパートのような感じです。

4月は息子の寮費、教科書代など色々要るのにな。
義務教育の小中学校は教科書代不要ですね。
ありがたかったな。


仕事を休んだ期間無給で連続して4日以上休んだ4日目から最長1年半、社会保険より傷病手当てが受けられます(厚生年金加入者のみ、諸条件あり)
手当てを受けるにはお医者さんの証明が必要です。
すなわち、体調が悪くなってすぐに受診してドクターストップかけて貰ってないと手当ての申請はできないのです。
ガク…。気づくの遅かった。


「メニエールだから病院行っても仕方ない」って夫が言うものですから頭痛がしても受診もせず、頭痛の嵐がおさまるまでベッドで横になっているだけ。
何年もそうです。
でもここ最近はとてもひどく私は大丈夫かな?と思いつつもイライラしながら過ごす。
それが何日も続くので「これがずっと続いたら?」って不安になり、とうとう先日無理に病院へ連れていきました。

まずは内科。
尿検査、目の動きの簡単な検査。
「メニエールって思い込んでるのかもしれないので耳鼻科で検査してきちんと診断して貰うといいですよ」と言われました。(診察料1,160円)

次の日、耳鼻科へ。
私も一緒に診察室に入り先生の話を聞くようにしました。

頭痛の起こる原因3つをひとつずつ説明してもらい、10分寝て起き上がったときの血圧、鼻と耳周辺のレントゲン、聴力など検査しました。(診察料3,660円)


最終的に「メニエールではありません」と!!

え!? わ♪



メニエールはめまいが30分以上続くのが特徴で、夫はせいぜい5分くらいなんです。

しかし、メニエールに近い症状があるので、

三半規管のまわりのリンパ液をながれやすくするもの、めまい、緊張緩和などのお薬を飲むことと
(お薬4種、3週間分で2,030円)

お酒を控えてしっかり睡眠をとり首や肩のこりをほぐす
(飲酒すると体や頭は休まらず、寝たことにならないらしいです。お金をかけて体を悪くしてばかばかしい!)
ことをしていきます。




「メニエールじゃないだけでもよかった…」
夫の言葉です。

日々医学は進歩しています。
お医者さんによっても見立ては違います。

正直、無給の時の受診料は痛いのですが思いきって受診してよかったです。
やはり、何でもプロの意見を聞いてみるものだと思いました。

そして、頭痛の症状だけではなく、飲酒や喫煙などの生活習慣、仕事の環境なども話すとより今後の対策が練りやすいと思います。
先生にたくさんの情報を受け取って貰うのです。
夫本人が「お酒をよく飲みます」なんて言いませんからね。
私が言ってやりました!


体調がすぐれなくても仕事に行かなきゃ生活費がなくなる。
貯金もない。
…こんな思いをしている人がたくさんいらっしゃるんだろうか。
今のところ私も働いていて生活は成り立っているけど、そうでなければどうなるんやろう。
そんなことも思いました。



私にとっての幸せってなんやろう。
3/20からずっと考えています。

やっとしっくりくる言葉が浮かびました。

当たり前のありふれた言葉だけど
「家族がごきげんさんでいること」
です。

完璧に健康であることは難しいけれど、うまくつきあいながらお互いを理解しいたわりながらこのチーム(家族)で笑顔で過ごしていけたらいいな。

体調が悪い夫に冷たくしてしまう自分。
そんな自分を好きではない。
けどいつもいつも優しくもできない。
私が稼がなきゃ!の呪縛から解き放たれたいなぁ。

私が決めたらそうなるのかな?



今あることに感謝して、ぼちぼちいこう。
昨日、誕生日を迎えた私がごきげんさんでいられるように。
今日、結婚記念日の私たちがごきげんさんでおじんおばんになっていけるように。


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