昨日Listenという本の紹介記事で、この絵本との出会いがTime for Kidsだったことを書きました。




こちらのサイト、中高生のレッスンではものすごーくお世話になっています😂


中学生にはアメリカの小学校1年生向け、高校生では2年生の記事を読みます。


「え、1年生!?」と思われましたか?


侮ってはいけません。たとえ1年生向けの記事でも、中学では習わない単語がたくさん出てきます!それでも多読をしている子たちは文脈から知らない言葉をなんとなく推測できるので、問題なく読めます。




前回紹介した小学生のBook Reviewは、6月末から5週にわたってそれぞれ2人分ずつ更新されていて、Time for kidsは週一回くらいの頻度でチェックしているのですが、最初は特に興味を持たず、しばらくの間スルーしてしまっていました。


夏休み明けの8月、なんとなく最後に更新されたPart5の2人の記事を読んでみたところ、とてもおもしろかったんです!

reporterとして10人それぞれの個性が出ていて、reviewが読み物としてまずおもしろい!!絵本を読んで、こんな風な見方ができるなんてすごいなと、ただ感心してしまいました。


How do the pictures add to the story?

Who would like this book?など、日本人なら考えもしないような質問に、とても客観的でかつシンプルに回答していました。これが本当に小学生の書いた文章なのかと、驚きを隠せませんでした。


そして何人かの文章を読んでいって、ふと、あることに気がつきます。


「あれ?主語にIが使われていない!😵」


日本人が所謂英作文をすると、必ずI think〜で文を書き始めます。「私はこう思った、こう考える。」と書かなくてはならない読書感想文の弊害でしょうか。。


感想文を否定する意図はありませんが、日本の教育って、主観性が第一で、客観的な意見は求めていないんだなと気づいたのです。


それに対してアメリカでは、自分の意見をアウトプットすることは当たり前なので、いちいちI think〜.なんて言いません。むしろこれだと自信がないように思われてしまいます。


的確に、ズバッと、言いたいことを言います。


もちろん、日本の中学生レベルよりは格段に難しい語彙が入っていますが、それでも尚、言いたいことがストレートに伝わってきて、かつ理由も論理的で説得力があります。


アメリカでは、いかにpersuasive(説得力がある)に物事を考えられるか、そしてそれを伝えられるかが求められます。私もアメリカ留学中にたくさん指摘されてきました。


どちらがいいということもありませんが、英語を話す上では、やはり自分で考えて話すという精神は身につけておきたいですね!


みなさんもぜひ、10人のreporterによるreviewを読んでみてくださいね!もし私のように、その中から「読んでみたい!」と思った絵本があれば、コメントをいただけると嬉しいです💕




山形県天童市の

英語多読・英語リトミック教室
noA's English Clubです 
 
⭐️教室の詳細はこちらから
 
⭐️多読に関する詳細はこちらから
 
⭐️遠方の方はこちら
オンライン会員のご紹介
 
⭐️お問い合わせはこちらから