先日、以前調査した火星の隕石の微生物らしき跡は、含まれる磁鉄鉱を調べたところ、やはり生命活動由来である可能性が強まったという記事が出てました。
ALH84001となずけられた南極から見つかった火星の隕石。
1万3000年前に南極に落下したらしい。。@NASA
細菌類のような形状の化石。
NASAが1996年、「微生物の痕跡」として発表した写真。
火星は気温が低いため、過酸化水素(薬局で売ってるオキシドール。まぁ3%程度に薄まってますけどね。。)と水を体内に持つ生き物がいるはずだと研究者が発表していましたね。
地球でも火山や地下などの高温高圧の場所で生きている生命なども多数いるわけで、むしろ地下空間で生きる微生物のほうが地上で生きている生命よりも多く、無機化学物質エネルギーを糧に生きている生態系も発見されていて、地下生命圏は無限の広がりをみせているそうですけどね。
※地殻の幅5キロ以上に分布してるそうです
詳しくはここ
ところでヨーロッパのマーズ・エクスプレスが2003年12月に火星軌道に到達。ビーグル2号という着陸船を着陸させましたが、数時間後の通信予定時間になってもNASAの中継機と通信が出来ず、その後喪失したと発表されました。
マーズ・エクスプレス。ヨーロッパ初の火星探査機!
実はマーズ・エクスプレスは順調に活動を続けているそうです。
根拠ですが、ヨーロッパが共同で作ったマーズ・エクスプレスですが、この肝心の着陸船であるビーグル2号はイギリスが制作を担当。
ビーグル2号の着陸予想図。高度な生命探査装置も積まれていたそうです。
そう、イギリスが制作していたということは、アメリカの意図を反映させやすいという事です。
イギリスとアメリカの蜜月な(死語?)関係から考察するに、着陸後に通信装置をNASAのものに切り替える事なんて朝飯前なのです。
すでに生命に関するデータは膨大なものでしょう。
あとは実際にどうやって地球へ運ぶかという事を考えている段階でしょう。
いや、もうすでに持ち帰っている可能性もありますね。
打ち上げられるロケットも公開されているもの以外にも多数あるわけですから。
それにしてもいったどれくらいの微生物や動植物が発見されているのでしょうね?
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では、なぜ隠す必要があるのかというと、大航海時代を考えてみたください。
利益を独占するために東インド会社はヨーロッパ本土の人には世界の情勢を秘匿していたわけですが、それと同じだという事です。
彼らの遺伝子と構造は莫大な利益を生み出すわけで、そう簡単には情報は公開されないでしょう。
なので、本当の情報が公開されるのは、第三国の人たちが自力で火星へ探査機を打ち上げ、かつ有人飛行が出来る前あたりまで待つ必要がありそうですね。
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