トリプルポジティブ/ステージ1の治療計画


温存手術

 時期:2022年5月末

分子標的薬(抗HER2薬)
 薬剤:ハーセプチン(トラスツズマブ)
   間隔:3週間に1回(18回)/1年間
   期間:2022年7月〜2023年8月

抗がん剤
 薬剤:ウィークリーパクリタキセル
   間隔:1週間に1回(12回)/3ヶ月
   期間:2022年7月〜9月

放射線
   回数:16回
   間隔:毎日(土日祝除く)
   期間:2022年10月〜11月

ホルモン治療
   薬剤:タモキシフェン(ノルバデックス錠)

   間隔:毎日1錠

   期間:2022年〜2032年(10年間)


  2022年11月


[分子標的薬(抗HER2薬)]

ハーセプチン(トラスツズマブ):5クール目(5/18)






ウィークリーパクリタキセルは3ヵ月で終了し、


ハーセプチン単体になった点滴治療。


副作用をまとめます。


現れた副作用


・寒気






副作用と言っても、


抗HER 2薬であるハーセプチンは、


抗がん剤と違って


正常細胞には作用しないので、


大きな副作用は特になかったです。


投与中に


ちょっとだけ寒気がした程度でした。






もう頭や手足を冷却する必要もなく、


持ち物も特にありません。


旦那さんのお迎えもなしで、


1人で自転車で帰れるぐらい余裕でした。






この点滴治療を受けた日は、


放射線治療15回目と同日だったのですが、


前回の投与からは2ヵ月以上が経過していて


これ以上期間を空けたくなかったから


自分から同日治療を希望しました。


2ヵ月って


ざっくり2〜3回休薬したことになるから


なるべく詰めて進めたかったので。






ちなみに


この大病院のルールによると、


「前回から2ヵ月を越えた場合は、


初回と同じ扱いで処置を行う。」


とのことで、90分間の投与でした。


ハーセプチンの初回投与は、90分厳守です。


連携病院では、


入院したにも関わらず


初回でさえ守ってもらえなかった90分。


この大病院では


さすが、安全管理が徹底されています。






さらに


「手術は左胸なので、点滴は右でしますね。


今までもそうでしたよね?」


しっかり確認されます。


「いや、それが、左でやられたんですよ。」


「え!!…嘘でしょ!?」


そこにいた看護師さん全員が驚いていました。


通常なら、採血や点滴、血圧測定は


絶対に術側ではしないそうです。


ほんと、あの連携病院、最低やな。。。






さて、そんなことより、


大病院のケモ室は、広い!綺麗!明るい!


ひとつひとつのパーソナルスペースも


カーテンで全方位しっかり仕切られていて、


個々でライトの明るさまで調節できるし、


リクライニングチェアも新しくてふかふか、


ケモ室全体には、


ハワイアンやジャズ、クラシックなんかの


ゆったりとしたお洒落な音楽も流れていて、


めちゃくちゃ居心地の良い、癒し空間でした。



連携病院では禁止だった飲食もOK、


貸し出し無料のiPadで映画も見放題、


もう、目を閉じると楽園にいるような、


まさに天国に1番近い場所です!






点滴治療ってイヤなイメージばかりだったけど


このケモ室は


高級ネイルサロンみたいに快適すぎて、


病院なのに、通うのが楽しみになりました。


転院して本当に大正解!






Past is past.