弁護士の凋落 | 石橋法律事務所のブログ

弁護士の凋落

東京弁護士会の副会長まで務めた弁護士が、ここまで凋落とは・・・ある意味ショック。


・暗くなったら寝るだけ


・木の実を食べて食費節約


とは、もはやアルプスの少女ハイジの世界。


教訓としては、


・分不相応な高い買い物(不動産)はしないようにしよう。


・本業以外(投資など)に執心しないようにしよう。


・酒に溺れないようにしよう。


ということか。


ちなみに、一応突っ込んでおくと、


弁済の意思は?「するつもりだが、数百万円の預金をしている銀行通帳が入ったスーツケースを自宅から盗まれており、出金できない。」


→銀行にいって、すぐ、通帳を再発行してもらいましょう。


刑事責任を問われる可能性については?「被害額も小さく、逮捕まではされないと思うが、刑務所に入る覚悟はできている」


→3900万円も、自ら認めている1400万円も、被害額としては十分過ぎるほど多額です。逮捕されるのは時間の問題ではないかと思います。


一つの疑問としては、弁護士会費(月額約5万円、年額約60万円)を支払えない弁護士は、大体3、4年滞納すると退会命令にされるのだが、この方は、リスのように木の実を食べつつも、弁護士資格を維持するための会費だけは支払っていたのだろうか、ということである。


弁護士でなくなると、裁判所から成年後見人にも選んでもらえなくなるから、弁護士資格の維持は何より重要だったのだろう。


木の実より 先立つものは 会費かな