未知との遭遇USB版

訴訟で使う証拠の候補として、古いパソコンに差し込まれていたUSBメモリを入手した。

中身を確認して、証拠になるものがあるか確認してみる必要がある。

だが、ここで少し考えた。

このUSBメモリは、これまでOSがWINDOWS　XPのパソコンにしか、差し込まれたことはない。

そうだとすれば、私のパソコンのように、WINDOWS　７のパソコンに急に差し込まれた場合、

「え、なにこれ、なにこの初めての感覚・・・」とUSBメモリが驚いてしまうかもしれない。

さらに、WINDOWS　８のパソコンに差し込んだら、驚きのあまり卒倒してしまうかもしれない（USBメモリが卒倒したら、どうなるのかわからないが）。

そこで、熟慮した結果、うちの事務所で最も古く、今度交換予定のWINDOWS　VISTAのパソコンのUSB口に差し込んでみることにした。

XPからVISTAくらいの変化なら、このUSBメモリも驚かないだろう。

だが、差し込んでみたところ、古いUSBメモリで、ドライバがXPまでしか対応しておらず、メモリを認識できなかった。

このUSBメモリにとって、XP（日本人）→VISTA（ルーマニア人）→７（宇宙人）くらいの未知との遭遇具合なのだろう、きっと。

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