マイナス過ぎて、プラス

今日は、わざわざ山形まで出向いた甲斐があり、非常に有益な情報を得ることができた。


お陰で意気揚々と帰り道を歩いたら、そもそもの道の方向性を間違え、山形駅からみるみるうちに離れていった。


お陰で新幹線を一本乗り過ごした。


帰りもつい調子に乗ってグリーン車で帰ってしまった。


そんな感じで気分よく帰路についたのだが、ここでかなりのマイナス思考が働いた。


つまり、もし私が帰り道に不慮の事故で死んでしまったら、こんな有益な情報が依頼者に知れないままに終わってしまうかもしれない、と急に心配になり始めた。


犬死は避けなければならない。


そこで、依頼者とかほかの弁護士さんとか事務局とかに携帯をかけまくり、こんな情報が得られたよ、とまずは口頭で報告した。


また、東京に着いたら既に21時だったが、それから新橋の事務所に戻って、PDFやらいろいろ資料をまとめ、自分の考えをメモにして依頼者ほかに送っておいた。


ついでになぜか緊急の法律相談などもあり、結局、いつもと変わらず帰宅は０時を回るのだった。


こうして、マイナス思考過ぎて、依頼者に出張当日にすぐさま報告するというプラスな行動に出ているのだった。



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