タオルの収納法?モノとの向き合い方。 | アイスタイルプラス

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ルームスタイリスト・整理収納アドバイザー
小野和子

以前、我が家ではタオルの数を
決めている事を書きました
 
タオルというと・・
東日本大震災で実家の1階が津波の被害に
 
片付けに入ったところ押入れ一間、タオルの所が。
海水とヘドロ、水分を含み、
ぐちゃぐちゃになっていました。
 
この大量のタオルは震災の
2年前に亡くなった祖母が
処分することなく、ためていたもの。


結局、祖母が亡くなってから2年間、
私の母も捨てる事ができずに
押入れにずっと入っていました。
 
さて、このタオルは祖母に
本当に大切にされていたのでしょうか
 
戦争を経験している祖母は、
「モノを大切にする」
「モノを捨ててはいけない」と思っていました。
そして、母も結局そう思っていたようです。

心の中では
「スペースをとって邪魔なのに」
と感じながら。
 
震災後。
ぐちゃぐちゃになったタオルは
「大切なモノではない」
機械的に捨てる事になりました。


モノを大切にするとは、
モノときちんと向き合うという事。
決して捨ててはいけない
という事ではありません。
 

モノと向き合うという事は・・・
自分と向き合うこと
本当はここになければスッキリするのに・・・と、
とりあえずとってあるモノはありませんか
 
自分の心に語りかけながら、
おうちの中をチェックしてみてくださいね