冷静な分析は、優秀な方ブロガーの方がいらっしゃいます。
私は、仕事をしながらの家作りなので、正直なところかなり余裕がないです。
そこで結局愚痴ブログになっています。

エアコンの穴の開け間違いも、約束どおりにしっかり修正することは提案されず、
理由も明示されずに、やたらと現状維持を薦められました。
(一条の手間を軽くするため??)

でも、基礎を作り、上棟をしたあと、不信感がかなりやわらぎ、信頼感が増してきました。
その理由を書いてみます。

○設計までのやり取り(大雑把に表現してみました。)

○おきに希望がある場合
おき:○○をしたいのですが。
一 :具体的にはどうすればいいのですか?部材は?方法は?色は?形は?高さは?大きさは?
おき:(必死にブログを検索してしらべる)
   これこれこういう感じで、高さ、幅、大きさ、色、どういうことをするかは、このとおりです。
一 :色は大丈夫です。形はだめです。高さが制限を受けます。
おき:(普通、逆だよね。施主がイメージを伝えて、営業・設計が選択肢を提示するんじゃないの?
    これじゃあ、自営の設計士つけて、地元工務店でした方が、まだ楽だったかも。)

○おきが提案を頼んだ場合
おき:○○をしたいので、提案をお願いします。
一 :素人の思いつきのような(おきの感覚ですが)大雑把で穴の多いやり方を提示
おき:(ネットで検索して、いろいろと、いろいろと散々調べる)
   ○はこうしてください。×はああしてください。△は、止めてください。
一 :わかりました。
   (指摘したところ「だけ」を言うとおりに直す。)
   できました。
おき:これでは、私が指摘していない部分は本当に大丈夫なの?
   そもそも一条からの最初の提案が、素人目にも「これはない」という提案なのはわざとなのだろうか。

※いやほんと疲れました。家のために仕事はおざなりになるわ、仕事のための勉強は完全にストップするわ。私生活がぶっつぶれました。


○工事着工後

○不安を感じて説明を求めた場合
おき:○○という不安があるのですが…
一 :(返信は頻繁にあるわけはない。設計までと比べて無意味な時間稼ぎみたいな説明はしない。)
おき:(きちんとやっているのかな)疑念をもつなあ。
一 :対策をとりました。写真をご覧ください。現場を見たい場合は、すぐに対応します!

※不安を伝えただけで、何も言わずに問題を解決してくれる!すっきりと安心して自分の仕事に専念できる!!

私が大きな会社にお願いしたのは、工事着工後のような対応を期待したからです。

最初から、問題を解決するような対応だったらなと思います。


○本日の私なりの結論
仕事が忙しい方は、一条工務店を選ぶのは止めた方がいいです。
悪い意味で仕事に影響します。

監督さんがしっかり監督して、大工さんがしっかり仕事をし、
出来た家がいくら暖かかったとしても、

生活しづらいおかしな間取り、気に入らない内装では
不愉快で、すぐに建て替えしたくなる
と思います。

すくなくとも私の場合は、まともな家にしようとしたら、おそろしく手間と時間がかかりました。
仕事のための勉強時間が壊滅しました。

(他の方で成功されている方もたくさんいらっしゃるようですが、
 私は異常なくらい、時間と手間をとられました。
 私が「気をつけるように」と指摘したことでさえ、間違えられました。)

一条工務店の社員に任せてそれなりのものが出来るかといえば、絶対にそんなことはありません。
人材の質は、当然かもしれませんが、よいとはいえません。
愚痴からはじめますが、よい話です。
高気密・高断熱の住宅のよさを、一条工務店の素晴らしい営業さんから教えていただき、一条工務店を選びました。
その素晴らしい営業さんの紹介ということで、「おかしいな。明らかにまともに仕事をしていない。面倒なことは嫌がるし。」と思いつつも、担当の仕事ぶりに我慢に我慢をしてきました。
修正不可能だったり、住み心地に大きく影響するような致命的な設計ミスが、何度も繰り返され、調べに調べて修正していきました。
そして現場でみたら、指定と違う場所に、無用な長物のエアコンの穴が開いていました。

というわけで、エアコンの穴の問題は片付いていません。

片付いていませんが、気密測定がありました。

もう疑い深くなった私は、監督さんに、気密測定を何回したのかとか、どんなフォローをしたのかなどを報告するように伝えていました。

その結果ですが、最初からC値0.6が出ました。
3回の測定すべて0.6です。

ブログを拝見した限りの情報ですが、
一条工務店ではC値は0.7以上とのことなのですが、なかなかその数値は出ないようです。
隙間を探して、隙間を埋めて達成する場合が多いようです。

基礎工事、上棟、電気・水道工事の造作、大工工事などの作業をしてくださった方々がきちんと仕事をしてくださりました。
工事監督さんが、きちんと現場管理をしてくださいました。

そういう方々のお仕事のおかげでよい数値が出たと思います。
工事してくださる方々の、ひとつひとつの仕事のおかげでよい性能の家に住むことが出来るのだなと実感しました。

そうだからこそ、エアコンの穴の開け間違いは、とてもくやしく感じます。
私も、あんなにチェックしたんですけどね…
皆様のブログで情報をいただけなければ、後悔ばかりの家が建ったと思っています。
御世話になったので、自分なりに恩返しとブログをはじめましたが、結局愚痴ブログになっています。

勝手に開けられ、そして、あるべきところにないエアコンの穴ですが、新しい穴を開けるのはたいへんらしいです。
そこで設計士からの提案がありました。

→ 案1 エアコンの位置を変えればいいじゃん。
→ 案2 室内にパイプ這わせればいいじゃん。


でした。

やはり違う場所にエアコンの穴を開けるような設計士なので、
「お前が我慢しろ&お前が譲れ」というふうにしか考えられないようです。

お前が我慢しろ、お前が譲れば丸く収まるといわれも、設計士が勝手に穴をあけたので、私に非はないし、
エアコンをつけられない場所に穴があるのに、
空理空論・机上の空論でその穴を使えと言われても、物理的に無理です。
再提案をお願いすることにしました。

私は、穴を支障ないように開ける方法は少なくとも提案されると思っていたのですが、
面倒なことはやりたくないらしく、「お前が我慢しろ」と言われました。

結局「修正はしない。いいでしょ。我慢すればいいじゃん。」という提案を、言葉だけは丁寧に言われました。




エアコン穴のミスって、一条工務店としては、どーでもいいことみたいです。

私の方としては、設計のときから延延とミスに付き合ってきました。
ひたすら調べて修正してもらってきました。
我慢して我慢して、溜まりに溜まっていました。

エアコンの穴の場所についても、
私:「間違いなくエアコン穴はここですよね!」と念押し。
設計士:「はい、大丈夫です。」と軽く返事。
以上の会話をしていたものですから、腹が立って仕方がない状況です。

でも、同じような目に遭って不信感を持っている方はそれなりにいらっしゃると思いますが、怒っても意味がないと思ってます。
(・・・と言いつつ、私はかなり本気で怒りました。よくないのですが、私はゴミ箱じゃないと主張してみました(´д`))

耐えようなどと思わずに出来るだけ早い段階で、おかしいと思う担当や建築士は交代をお願いすべきだと思います。
怒ることはいい方向にいかないと思います。

一条工務店は、注文主の気持ちをそんなに考えてくれる会社ではないですし、契約をしてしまえば、私たち(私も貴方も)はとても弱い立場になります。
つまり契約してしまったら、我慢して妥協して、なんとか家を作り上げるしかないと思うのです。

建物で一番大事な構造の部分は、建築性能評価をお願いしたおかげで、かなり担保されていると思います。
建設性能評価のことをとある建築士さんから薦めていただき、それを採用しました。
この第三者の目は、現場に緊張感が出ますので、本当によかったです。

最後家が出来上がって、暖かく快適な家だったならば、不満も和らぐかなと思いますし。