大船渡滞在2日目、娘が持参した芽が出てしまったジャガイモを種芋にして、陸前高田の親戚の畑の端に植付けさせてもらいました。カットした面に灰を塗り、畝に適当な間隔で置いて上から土を被せる作業を教わりながら体験しました。世話から収穫迄貴女まかせで、夏に訪れるまで貯蔵しておいてくれると言う言葉に甘えます
↑大好きなお姉ちゃんと鍬で土を被せる孫
↑畑からは広田湾が見えます
りんご農家の先代が他界後、継ぐ人がいなかったので、りんご畑は潰したり、人に貸したり、田や畑は自分達が食べる分だけ残して、今はお嫁さんのT子さんが世話をしています。
先代と共にりんご作りをしていた彼女はりんご作りの魅力も知っているし、諦められなかったのか、10年余り前から、自分で面倒見られる数の苗を新たに植えて育てています。今年新たに植えた苗もありました。畑が、夢が広がりつつあります

伸びてきた枝は紐やワイヤーなどで成長に合わせて下向きになる様形作ることや(初めて知りました)、高さも低く抑えることや、芽を間引きして実が生り過ぎないよう調整するなど、手がかかるけれど、楽しみでもあると言います。夫も子供も孫も当てにならないけれど、自分のりんごを育て、農業を続け、ボランティア的な仕事もしていて、たくましい女性です。
↑震災時には津波被災者の一時避難所として提供していた自宅
↑いつか満開が見てみたいモクレン
↑近所の土蔵とリンゴの老木






