八丈島土産 | 元お針子店主のブログ

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元手作りバッグの店「らしく」の店主が、気ままで楽しい老後を目指し、時々バッグ作りを楽しみながら、
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息子の八丈島土産は、着物の形の黄八丈サブレと、知人からをもらったという黄八丈の端切れでした。端切れは織り見本のような小さいものですが、黄八丈は島内に自生する植物の草木染で、黄色、樺色、黒色の3色を基調とした伝統工芸品の絹織物、高級品です。

 

『黄色は八丈刈安(コブナ草)、樺色はマダミ(タブの木)の樹皮、黒色は椎の木の樹皮と沼浸けで染められ、媒染は榊・椿の灰汁(あく)など、アルミナ媒染によって鮮やかな発色が生まれ、独特の雅味と光沢を作り出す。』 だそうです。ウーン、この高価な紬の端切れをどう生かそう・・・?