”包丁と砥石の「ひとひら」さん” | お針子店主のブログ

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溶接の機械が故障したとかで、予定より大分遅れましたが、やっと待っていた修復完了の連絡が入りました音譜

 

凄い!ピカピカです!あの無惨な古包丁が新品同様に甦りました!

残念ながら、すでに柄が付けられていて、どの様に身が伸ばされたかは見られませんでしたが、溶接により7cm位継足されて、柄の半分より深めに挿し込まれているそうです。差込口も水気が染み込まないよう密閉されました。お待たせしたのでと、お値段も端数をおまけしてもらえました😊

 

「これで何十年も持ちますよ。」「ハハハ私の寿命より長そうですねにひひ ところで、まな板も扱っていますか?」「ハイ、サイズは2種類で、材質は青森ヒバです。」の様なやり取りがあって、この際まな板も新しくすることにしました😊

 

青森ヒバは抗菌作用のあるヒノキチオールが檜より多く含まれるので、黒カビが生えにくいとのこと。「ヒノキチオールといいながら?」と言ったら、最初に発見したのが檜の精油成分からだったから(1936年野副鐵男博士による)とか、最初は香りが強いけれど次第に薄れること、必ず水で濡らしてから使うようにとか、最近見かける竹製は硬いので刃が減りやすいとか、色々教えてもらいましたニコニコ

 

↓「一片」と焼印が押されていたので、「ひとひら」の漢字が分かりました😊

上矢印