紹介します、私の師匠です。 | IRabBitsマイコオフィシャルブログ「マイコの響姫な日々」Powered by Ameba


紹介します。
私の10年来の師匠、浅見先生です。

先生のボイストレーニングに通って約10年、
写真を一緒に撮ったのは初めてなんじゃないかな。
照れたのでセピア加工!笑

最近、
各地で共演したボーカル仲間や後輩に
ボイトレについて聞かれることが多くなったので、
ちゃんと書いてみようかなと思って。



10年前、先生の門を初めて叩いた時、
忘れもしない、
「あなたの歌は、自転車に例えると手でペダルをこいで、足でハンドルを支えてるようなものです」
という衝撃的な発言で幕を開けた私のボイストレーニング。笑

訳も分からないまま
ただガムシャラに先生についていく中で、
だんだんその意味が分かるようになり、
今では基礎的な乗り方ができるようになった上で、
私にしか乗れないような乗り方を模索するレッスンの日々です。

て、歌の話ですが。。

他の先生についたことはないけど、
浅見先生が凄いなと思うのは、
この”私にしか”歌えない歌を導いてくれるという所。

自分の個性って、
最初はコンプレックスだったり、
曖昧で気づいていなかったりするけど、
それをはっきり肯定して武器にしてくれる所が本当に毎回目から鱗だなぁと。



これは余談なんだけど、
数年前にスタジオでレッスンを受けていた時、
終わってロビーに出たら疲れた顔の後輩に遭遇して、
「大丈夫ー?美味しいモノでも食べに連れてくよー」と私は言い放ったらしいんだけど。
(実は覚えていない。。)

ただ、この時、
あまりに貧乏でレッスンの月謝をめちゃくちゃ滞納してしまっていた頃で。。
(もちろん今は完済しているけど!)

普通に考えたら最悪だよね。笑
人に奢る金があったら月謝払え!というのが普通でしょう。。

でも、当時それを見て
先生は何も言うことなく、
逆に、芸人の縦社会ばりの人間性ができているから
この子はアーティストとして大丈夫だと思ったんですよ、と。。

そんな思い出話を、最近して頂きました。

ほんと師匠はよく見ているな、と。。


そんなこんなで、
歌だけじゃなく、
歌の母体となる”人間”をしっかり見て指導してくれる、ステキな先生です。



最近は、信頼し過ぎるがあまり、
メンバーよりも先に新曲を先生に聴いてもらって、
アドバイスをもらったりする程。

作詞家、作曲家としても本当に頼りになる先生。

私のボーカリズムのほぼ全てを作って頂いている方です。



夢が叶う景色を想像する時、
はっきりと浮かぶ顔がいくつかあって。

先生はまぎれもなくその一人。

連れて行きたい景色の特等席に座ってもらうまで、
まだまだよろしくお願いします。



浅見昂生ボイストレーニング
http://wildrose21.com/vocal/