こんにちは。
東川口にあるひろこピアノ教室です。
先日、発表会前
さいごのレッスンへ行ってきました🚃
先生が大切にしているのは
歌心
どんなにミスなく、止まらず弾けたとしても
そこに【歌心】がなければ
つまらない演奏になってしまう、と。
だからレッスンでは
「どう歌っているのか？」
「どんな風に歌いたいのか？」
をトコトン掘り下げられます。
先生の歌い方と私の歌い方では
深さが全然ちがうのです
だから先生の歌い方を必死に
マネしようとするのですが
「ここを大きく弾くとか、
小さくするとか、間をとって弾く…ではなく
歌としてどんな流れにしたいのか？
それを感じて弾かないと、チグハグで
おかしな事になっちゃうわよ。」
とツッコミを入れられ…
歌心ではなく
小手先のテクニックだけで
何とかしようとしていた自分に
気付きました。笑
レッスンの最後に先生から
「俳優さんのセリフと一緒よ。
グッとためてから言うのと
サラッと言うのでは違うでしょ？」
と言われました。
演劇で例えるとわかりやすい。
滑舌よくセリフを言う練習をして
一言一句、間違わず
ハッキリしゃべれるようになっても
人の心を揺さぶる演技にはならない。
「ちゃんとしゃべれたねー」とか
「はっきり聞き取れたよー」とはなるかも知れないけど。
言葉の内容に対して
伝え方を考えたり、トーンを変えてみたり
ゆっくり言ってみたり、まくしたててみたり…
その微妙な変化で見ている人の心にグッとくる
「何か」を伝えているんですよね。
ピアノも同じ
最終的には滑舌じゃなくて
伝え方を磨く必要がある。
緊張するけど充実したレッスンでした
生徒さんにも自分のレッスンで学んだことを
還元していきます✨