大手塾から地域密着型の中小塾まで多くの塾で武者修行を積んできた国語科講師。
冬期講習の6日間で中学3年生の平均偏差値を10上げたり、小学生の一般クラスが中学受験クラスの平均点を大幅に上回るなど、数々のあり得ない記録を持つ。
そんな伊東が次の舞台に選んだのは個別指導塾。集団塾に疑問を感じての決断。目標は生徒全員の成績を上げること!目標を1日も早く達成すべく、日々効果的な学習方法の研究と実践を重ねている。
【目的が変わると行動が変わる!】自分の至らなさを痛感した話。
台風19号の直撃が予想されていた日の朝。
まだ「大風注意報」だった時間に、講師が出勤して来た。
事前の打ち合わせ通り、午後のテスト対策授業は全て午前中に振り替えた。
授業修了時には、まだ台風は遠かったけれども暴風警報が出ていたため、講師も生徒もクルマで送って行くことにした。
(一部の生徒は、保護者が迎えに来てくれた。)
これからお話するのは、講師のうちの一人、上井を送って行った時のことだ。
上井が住んでいるマンション付近で、にわかに雨脚が強まった。
私は積んでおいた傘を使うように勧めたが、上井は自分のを持っているからと断わった。
上井がクルマを降りた後、私はバックして公道に出なければならなかったのだが、合流するタイミングが合わず少し手間取っていた。
やっと合流できたと思って、上井が降りた場所に目を向けると、、、
なんと、ずぶ濡れになりながら見送ってくれているではないか!
私はその時、「しまった!(>_<)」と思った。
私は初め、講師や生徒が心配だからクルマで送ろうと思ったのだ。
すなわち、当初の目的は
「講師や生徒を、家まで無事に送り届けること」
であった。
ところが、いつの間にか目的が
「クルマで(行けるところまで)送ること」
にすり替わっていた。
だから、ずぶ濡れの上井に気付かず、送るやいなやバックに集中してしまっていた。
私が当初の目的を忘れていなければ、上井がマンションに入るまで(実際には死角になって見えないので、見える範囲で)見送ってから、バックを始めていただろう。
後続車等、気を配らなければならない状況であったとしても、上井が見送ってくれて居ることに気付くチャンスはいくらでもあった。
「早く上がって!」
目的を見失わなければ、あるいはちょっと気付き力があれば、言えたハズなのに!
自分の至らなさを痛感しました。
目的が変われば、行動が変わります。
「目的」というのは、これだけ行動に影響を与え、結果を大きく左右するものなのです。
上井先生、ホンマにごめんなさい。
そして、お気遣いありがとう。
これからもよろしくね!
