私は 決して 模範的なハハではない。
そそっかしいし （よく なにもない平坦な道でコケてはムスメや夫に笑われる
）、
裁縫をすれば 自分の指を縫うし （ウソのようなホントの話）
すぐ怒るし・・・
だけど ひとつだけ ハハとして 心に決めていることがある。 それは・・・
ムスメの胃袋だけは 掴んでおく
ということ。
ちょっとおかしな表現だが、要は
ハハである私の味を 感じてもらう ということ。
と、こんな風に書くと さぞかし料理が上手・・・と誤解されるかもしれない
とんでもない！
ちょっとスパイスの分量を間違えて 激辛カレーになってしまった～なんて日常茶飯事。
でも、そんなことがあっても 気にしない
「温泉卵を落としたら マイルドになるわよ
」 と 言った具合。
（それなりに 喜んでくれている。 ひょっとして あきれてる？？？）
段々とムスメも成長して コミュニケーションをとるのが難しくなるだろうけれど、
胃袋さえ掴んでおけば ハハの存在を忘れずにいてくれるかもしれない・・・
そんなひそかな願いも あるのです