宝塚歌劇団を観劇してまいりました
いろいろとご縁があって、ずっと行きたかった宝塚歌劇団観劇してまいりました!
最初に見るのはレビューがついているもの(いわゆるTHE・宝塚みたいなショーがちゃんとあるやつ)がおすすめとネットで見たのですが、観劇したのは現在宝塚大劇場で公演されているエリザベートです。
宝塚で見たい演劇が、エリザベート、ロミジュリ、ミーアンドマイガールなので初めて見たのがエリザベートで本当に良かったです。そして、本場の、宝塚大劇場で見て大正解でした。
私は、一番安いB席で見たのですが、傾斜もいい感じで、視力が良ければちゃんとだれがだれか見える距離でした。花道というんですか?あの少し前に出っ張っているところにスターさんがきたときは「近いなぁ」と思いました。
正直、座ったときは御園座の2階席をイメージしてたので若干遠いのかなぁと思いましたが御園座が近すぎただけでした(笑)
あと、椅子の座り心地がすごくよかったです。あそこで寝たいです。
元々私のエリザーベート知識は皆無に近くて、「死」という存在のトート閣下がいるということ。闇が広がる、私が踊る時、私だけにの歌だけ知っていました。
(この動画に知ってた曲全部入ってるのでぜひ。下記でも少し触れてますが、ルドルフと死の闇が広がるは必見です3:10~)
あと、宝塚大劇場に足を踏み入れた瞬間びっくりしました。すぐチケットもぎられるのかなぁおもったら、そこの場所までにご飯食べる場所とか、お土産SHOPがあって、ホテルのロビーみたいですごいなぁ~思いました。
パンフレットも途中で見かけてかったんですけど、パンフレットの福利厚生がすごすぎる。
一部劇中歌の歌詞が載ってて、各場面の軽いあらすじが書いてあって、そこに出演していた人の名前が全部書いてあるんですよ…すっごく優しい。
ストーリーは最初の段階で「これついていけないかもしれない」と思ったんですけど案外初見でも理解できました。ただ、元の頭がポンコツで日本史専攻だったのもあって海外の当たり前の事情が分からなくてちょっとポカーンとしました。多分それは私が頭悪いからです。
私が踊る時が流れたときすごくテンション上がって、私だけにはとくには何も感じてなかったんですけど、ストーリーを見ながら聞くと、すごく切なくなりました。ちょっと泣きました。
あと、終始シシィのドレスがきらきらしてて本当にきれいだった!!!かの有名な白いドレスを着て降りてくるところですか?(動画2:17~)
あそこのドレスもすごく照明に当たってきらきらしてて…。目の保養でした。私は最初らへんの水色のドレスが好きです。フランツがシシィを選ぶところのドレスです。(上の動画にも入ってます0:43~)
あと、最初は音の圧にびっくりました……さすが生演奏は違うなぁと思い、皆さん歌がうまいのと、トップさんの貫禄、オーラは違いました。「この子かわいい!」ってなったのは全部愛希れいかさんだったし、トート閣下が登場すると場が引き締まっていた感じがするんですよね。空気が変わるというか。
全部のストーリー見た後の率直な感想は「すごく悲しいなぁ」でした。
シシィは最初はフランツと結婚する運命じゃなかったのに一目惚れで結婚が決まって、フランツの母親にいびられて、子どもを育てるのは義務ではないからと育児を任せられず、挙句の果てにはフランツに浮気(浮気というのかはわからないけど)され、美に執着して。
「死にたい」と願っても「死」に「まだ俺を心の底から愛していない」(シシィは死にそうなところを死が一目惚れして助けられた)といわれ、死なせてもらえず、息子のルドルフは自殺してしまって(これもまた悲しい経緯)、すれ違う愛で、最後まですれ違ってて悲しいに尽きます。
個人的にはシシィが年老いていってもなお美に執着するのはなぜだかすごく好きでした。見る前から唯一知っていた、ルドルフと死の闇が広がるは本当に「あの!!!」ってなりました。「死ねばいい!」もありがたく聞かせていただきました。
軽いショーは「あ~~!!!!羽根背負ってる!!」という感想と、私が宝塚きになるきっかけになった月組のロミジュリでジュリエットを演じていた愛希さんがこのエリザベートが終わったら退団するんだなぁと思ってすごく泣きそうになりましたし、拍手をすごくしました、心なしか、拍手が大きかった気がする。
少し知っていたエリザですごく満足感あったので、私はやっぱり宝塚のロミジュリを生で見たいです!!外部はなんか現代風になってるからあんまり見たくないです。
ありえないことなのかもだけど、希望は天彩峰里ちゃんのジュリエットが見たいです(みねりちゃんいちばん好きです)
たのしかったな~~!次の宙一般で狙おうとしてるのだめかな;; 見たいです。