アンプの発熱チェック Luxman L-509X | ★ナチュラルポケット★

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モルタル造形&ミニチュアクラフトをご紹介 
オーディオは備忘録を兼ねて
クラフト教室 Naturalpocket主宰のRyoがお届けします。

気温の上昇に合わせてアンプの発熱が気になりだしたので

実際のところ、どのくらい発熱しているのか検証してみました。

 

検証時の再生ですが、

SPから3m程度離れた位置で平均80db程度の音量にてドライブしています。

スマホアプリによる騒音測定なので、音量についてあまり信頼性はありませんが

SPの出力音圧レベル(2.83V/1m) は92dBのSPなので

アンプの出力としては微々たるものかと思います。

なおアンプの上面は完全に開放しています。

 

509XはパワーアンプM-700uと同等とアナウンスされていますので

6WまでがA級動作領域ですので発熱的には不利な回路かと思います。

 

さて実際ですが、

室内温度は日中エアコンオフにて 28.5°~28.7°とほぼ一定

アンプのトップパネルの開口部に温度計を置いて時間経過と温度を測定

電源投入前のパネル部温度は29度(温度計の精度上小数点以下は測定不可)

電源を投入し再生を開始

 

時間経過 温度 増減

10分経過 37° +8°

20分経過 39° +2°

30分経過 41° +2°

40分経過 43° +2°

50分経過 44° +1°

60分経過 44° +0°

70分経過 47° +3°

80分経過 48° +1°

以下上昇なし

 

最終的に室温+20°まで上昇しました。

ほんのり暖かいという状態ではなく、そこそこ熱いのですが

パネルに触れることもできないといった熱さではありませんので

それほど神経質になる必要はないかもしれませんが、

盛夏は気温がもう少し高くなるので、冷房なしではちょっと暑くらしいかもしれません。

 

以前A級アンプをラックに格納していたときに使っていた放熱ファンがあったので

パネルの上に置いて吸出ししてみたところ、5分程度で常温に戻りましたのでかなり有効です。

ノートPC用のファンなど、見栄えのいいものを利用するのもいいかもしれませんね。